進学通信2019年10月号

今月のテーマ
中学受験と私学にかかる費用をどう考える?

私立中学に通うには入学金や学費がかかりますし、受験料や受験準備にかかる費用も少なくありません。それでも私立中学受験をするのはなぜなのでしょう。先輩ママに、中学受験と私学にかかるお金について、お話をうかがいました。

【2】意外に差がある私学の校納金

通塾にかかる費用は私学に通える目安に!?

 

受験をして合格すると、入学手続きで入学金などの払い込みをすることになりますね。

 

Sママ

合格通知とともに入学金の払い込み用紙をいただき、指定の銀行に振り込む形でした。皆さん、ほぼ一斉に振り込みに行くので、ATMに並ぶ時間を減らすため、現金は事前に引き出して持ち歩いていました。

 

授業料など校納金の額も、学校によって違うのでしょうか。

 

Sママ

学校によって授業料などの差はありますよ。高いところと安いところでは、年間で50万円ぐらい違うのではないでしょうか。わが家は、各学校の年間の校納金が掲載された本で比較検討しました。授業料が高い学校は選択肢からはずし、娘にも学校を見せないようにしました。

 

Iママ

校納金が高い学校へ見学に行くと、広くて施設も立派でしたが、安くて魅力のある学校のほうがいいなと思いました。受験校を決める際には、私のその気持ちを息子に伝えました。

 

寄付金を募る学校もあるようですね。

 

Iママ

入学時に1回だけだと思いますが、納めましたよ。

 

Sママ

ウチの子の学校は、毎年寄付を募るお知らせがきて、そのたびに最低ラインの口数を寄付しています。寄付は任意ですが、先輩のお母さんに聞くと、皆さん払っているようでしたし、寄付金の使い道などがはっきりと明示されていて、納得できるものでした。それに、夫が「寄付金は払ったほうがいい」という方針なんです。

 

入学後、お子さんに直接かかるお金はいかがですか。

 


Iママ

ウチは決まったお小遣いは与えておらず、外食代などが必要な時に、千円渡しています。部活動の練習や試合に行くための交通費もけっこうかかりますね。

 

Yママ

普段はお弁当を作っていますが、間に合わない時には「学食で食べて」と、500円を渡すことも。また、大きい出費では、部活動の合宿費用があります。でも、全体的な教育費は、小学校高学年の受験生時代のほうがかかっています。

 

Kママ

受験生の時は何かと出費が多いですよね。今、下の子が受験生で、「来年から2人分の私学の学費を払えるのかな?」と心配ですが、「塾の費用が払えれば、私立中学に通わせられる」と聞くので、それを信じています。

今月の先輩ママたち

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学4年生の姉と、私立男子進学校高2の弟のママ。

Yママ

私立大学付属校高2の兄と、同じ学校の中1の弟のママ。

Kママ

私立男子進学校中3の兄と、公立小学校小6の弟のママ。

Sママ

私立女子進学校に通う中2のママ。

Iママ

私立男子進学校に通う中2のママ。