進学通信2019年10月号

今月のテーマ
中学受験と私学にかかる費用をどう考える?

私立中学に通うには入学金や学費がかかりますし、受験料や受験準備にかかる費用も少なくありません。それでも私立中学受験をするのはなぜなのでしょう。先輩ママに、中学受験と私学にかかるお金について、お話をうかがいました。

【1】塾の費用以外に交通費や食事代なども

勉強が好きでいられた塾での学びに感謝

 

それぞれお子さんが通われた塾では、どのくらいの費用がかかりましたか?

 


Aママ

塾に通った期間は、上の子が2年間、下の子が3年間でした。3年間通った場合の通塾費用は、総額で200万円以上になりましたね。

 

Sママ

4年生の途中から塾に行き始めた娘の場合は、トータルで230万円ぐらいでした。

 

Yママ

ウチも総額は同じくらいです。上の子が6年生の時、特別講座などを受講しすぎて過去問を解く時間を捻出するのが大変だったので、下の子の時には基本の授業だけにし、費用も少し減りました。

 

Iママ

授業料は月ごとの支払いでしたが、夏期講習など休みの時の講座などは、一括で数十万円引き落としがあって大変でした。通塾は2年間でしたが、200万円以上かかりましたね。

 

Kママ

息子たちは、2人とも小1から塾に通いました。3年生までは、1教科あたり月に5千円ぐらいで、費用はほかの習い事とそれほど変わらなかったです。4年生からは徐々に上がっていき、最後の3年間で、やはり200万円を超えました。

 

塾の費用について、どのようにお考えですか?

 

Kママ

息子が小3の時に、小学校の先生が厳しくて学校に行きたがらない時期がありました。でも、塾では息子の性格をよく把握してやさしく指導してくださっていたので、息子は勉強を嫌いにならずに済みました。塾に行っていなければ、勉強も学校も嫌いになっていたと思うので、塾には感謝しています。直接受験に関することだけでなく、授業料を払った価値は十分ありました。

 

塾代以外にも、受験準備のためにいろいろな費用がかかったと思います。

 

Aママ

塾や模試に行くための交通費や、模試での食事代、私立中学校の文化祭などで遊ぶための費用など、細かいお金も積もり積もってけっこうな額になっているでしょうね。

 

Sママ

夏期講習で少し遠い教室に通った時には、電車代やお弁当代もかかりました。最初のうちは送り迎えをしていたので、私の交通費も必要です。忘れ物を届けた時には1日3往復もして、お金だけでなく労力も使いました。

 

入試に関わるものでは、どんな出費がありましたか?

 

Aママ

通う予定のない1月校を受験したり、2月校はダブル出願をしたりしたので、受験料はそれなりにかかりました。でも、それは安心料として必要だったと思います。入学金は、納入期限をよく調べて入試日程を組んだので、無駄にならずに済みました。

&nbsp

Sママ

出願したのは5校分です。念のため、後半日程の学校も入試が始まる前に出願しておきました。早い入試日程の学校に合格したら受ける必要のない学校もありましたが、インターネット出願だったので、急いで出願して万一ネットがつながりにくかったら困りますし、本命校の結果がわかってから出願すると、動揺してミスしたりするのも心配だったので……。

 

Iママ

ウチは、出願が間に合う場合は、第一志望校の合格発表を見てから出願すればいいと構えていました。

 

出願の仕方も、ご家庭によって違いがあるのですね。

今月の先輩ママたち

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学4年生の姉と、私立男子進学校高2の弟のママ。

Yママ

私立大学付属校高2の兄と、同じ学校の中1の弟のママ。

Kママ

私立男子進学校中3の兄と、公立小学校小6の弟のママ。

Sママ

私立女子進学校に通う中2のママ。

Iママ

私立男子進学校に通う中2のママ。