進学通信2019年9月号

今月のテーマ
家族で乗り越えた中学受験と私学への期待

中学受験では家族の協力が不可欠と言われます。ママがリードする家庭は多いようですが、パパやそのほかの家族はどのように関わると良いのでしょうか。今年、お子さんが中学受験をしたママたちに、“家族の協力”についてお話をうかがいました。

【3】中学受験におけるパパの関わり方はさまざま

パパが息子のやる気スイッチをオン!

 

中学受験に関して、パパや家族は具体的にどんな関わり方をしたのでしょうか?

 

Tママ

仕事が休みの土日に、主人は塾の送迎をしてくれました。模試などのテストも、土日に実施されるものは主人が担当でした。勉強を直接教えるということはしませんでしたが、次男がリビングで勉強していると、自分も次男の目の前に座り、息子が間違えると「じゃあ、次はこの問題を解いてみよう」と類似問題を探したりしてくれました。

 

大変協力的ですね。

 

Tママ

次男の受験の時、私は仕事が忙しく、「体力面で辛い」と夫に伝えたら、「週末は自分が見るよ」とフォローしてくれるようになりました。

 

Yママ

ウチは主人が社会科の教員免許を持っているので、娘によく歴史クイズなどを出していました。テレビで話題になっていることについて社会的な背景を解説することもあり、娘が時事問題に自信を持てたのは、そのおかげかもしれません。

 

ご自身の得意分野をうまく活かしたのですね。

 

Yママ

私が感情的になって娘を叱りつけた時、その場では静かに見守っていましたが、あとで娘のところへ行き、フォローしていたようです。それはありがたかったですね。

 

Oさんは、おじいさまが関わってくださったのですね。

 

Oママ

本当に感謝しています。学校の情報も、ネットでいろいろ調べてまとめてくれていました。
夏期講習の際は授業と授業の間に1時間ほど時間があくことがあり、その時間に車中で家から持たせたお弁当を食べさせたり、宿題をさせたりしてくれました。
勉強面では娘と2人で勉強する環境を作っていましたね。学習計画も娘と一緒に立てていましたし、過去問を解く際は時間を決めて2人で同時に解き始めるんです。どちらが早く終わるかゲーム感覚を取り入れて。そうやって孫のモチベーションを上げるのが父の秘策だったようです。

 

大活躍ですね。お孫さんが志望校に合格した時のおじいさまの喜びは大きかったことでしょうね。

 

Oママ

娘が一番に合格を知らせたかったのは、おじいちゃんだったようです。「おじいちゃんを喜ばせたいから受験して合格する」と言っていました。

 

Kさんはいかがですか?

 


Kママ

次男は学習計画を立ててパソコンで表に仕上げるのが好きで、主人にパソコンの使い方を教わりながら立派な計画表を作っていました。テストのたびに計画を見直して表の作り直しをするので、毎回、主人が手伝っていましたね。そうすることで息子のやる気を維持してくれたように思います。
また、模試の結果が良かった時は本人を褒めますが、その後に必ず「ママのおかげだよ」と、私をねぎらってくれました(笑)。

 

一同

わー! やさしい!

 

Kママ

いえいえ(笑)、私がイライラすると子どもに良くないと考えて、リップサービスをしただけです(笑)。

 

パパがママに温かい言葉をかけるのは、入試の時期を家族が円満に過ごすための秘訣と言えるかもしれませんね。

 

Kママ

受験が終わって合格した2校の中から進学する学校を選ぶ際に私が迷っていたら、2校についていろいろリサーチしてきて、「こっちの学校がいいと思う」と意見を言ってくれました。受験そのものに普段はノータッチでしたが、要所要所で助けてくれました(笑)。そして今年、次男の受験がすべて終わった時も、「ママのおかげでこうして合格できたね」と言ってくれました(泣)。

 

各家庭、さまざまな場面でパパや家族が活躍し、ママを支えてくれたのですね。

 

叱った娘をさりげなくフォロー

 

今月の先輩ママたち

Yママ

私立女子進学校中1のママ。自営業。

Oママ

私立女子進学校中1のママ。フルタイム勤務。

Tママ

私立男子進学校中3の長男と、別の私立男子進学校中1の次男のママ。パート勤務。

Kママ

私立男子進学校高2の長男と、別の私立男子進学校中1の次男のママ。専業主婦。