進学通信2019年8月号

今月のテーマ
私立中学受験の理由と志望校の選び方

私立中学をめざすご家庭では、お子さんが私学で学ぶ意味をどのように捉えているのでしょうか? 今回は、私学に通うお子さんを持つ先輩ママたちに、私立中学受験を決めた理由と、学校選びについてうかがいました。

【4】学校を知るために情報収集と学校訪問を

実際に学校へ足を運び 校風を自分の目で確かめる

 

受験校を決めるための情報収集にはどんなものを活用しましたか?

 


Sママ

インターネットの塾サイトや受験情報誌などは、情報収集に役立ちました。また、学校情報の書き込みがあるインターネットの掲示板もよく見ていました。もちろん、全部が本当のことではないかもしれないので、話半分と思って、信じ込まないようにしていました。

 

Kママ

私もネットの掲示板は利用していました。学校見学をする前に、どういう学校なのか評判を知るために見ることが多かったです。そうした評判が正しいのかどうかを、学校説明会などで一つひとつ確認していくという感覚でした。

 

学校説明会や文化祭など学校に足を運んだ時には、何をポイントに見るようにしましたか?

 

Mママ

校内の雰囲気を自分の目で確かめることをいちばん大切にしました。息子は平和主義者(笑)なので、のんびりした生徒の多い学校がいいなと思いました。授業見学のできる学校もありましたが、進学校の授業は、学校によってそれほど大きく変わらないのではないかという感想を持ちました。また、私がチェックしたのは、図書室が充実しているかどうかです。図書室の蔵書が多い学校は、子どもの個性を大事にしていることが多いと感じたからです。

 

Kママ

私も学校の雰囲気は重視しました。息子がその学校で過ごしている姿をイメージして、しっくりくるかどうかを考えましたね。

 

Sママ

文化祭などで娘と一緒に学校訪問した際には、娘の表情を見るようにしました。表情が明るく華やぐ時と、ぼんやりしていた時があったので、娘が楽しそうにしている学校は、「いいなと思っているんだろうな」と、心に留めました。あとは、お話ができる機会があれば、私は先生に声をかけて質問するようにしました。答え方がていねいだったり、きれいな言葉遣いで話したりする先生がいらっしゃる学校は、好感度が高くなりました。

 

実際に入試を受けてみて、学校の印象が変わったことはありますか?

 

Mママ

入試当日に、先生から受験生の親に対してねぎらいの言葉があった学校があり、感動しました。長い期間、受験生の親としてがんばってきたことについて「お疲れさまでした」と言ってくださった時に、保護者のことをこれだけ温かく見てくださる学校なら、子どものことも温かく見てくださるだろうと安心できました。その学校を気に入って受験することにしたわけですが、それが確信に変わりましたね。

 

Sママ

入試当日、在校生が受験生にやさしく接してくれたことが印象的です。空き時間に学校生活の楽しさや授業について話すなど、受験生たちの気持ちを和ませてくれました。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校に通う中2のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

高2の姉と、私立男子進学校に通う中2の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校高2の姉と、私立男子付属校に通う中2の弟のママ。