進学通信2019年8月号

今月のテーマ
私立中学受験の理由と志望校の選び方

私立中学をめざすご家庭では、お子さんが私学で学ぶ意味をどのように捉えているのでしょうか? 今回は、私学に通うお子さんを持つ先輩ママたちに、私立中学受験を決めた理由と、学校選びについてうかがいました。

【2】学校選びは家庭の考えに基づいて

進学校か大学付属校かも大きな選択

 

受験する学校は、どのように選びましたか?

 

Mママ

重視したのは、やはり校風です。あまり規則で縛らず、生徒のことを信じてくれるような学校がいいなと思いました。もちろん本人が納得しなければ意味がありませんから、息子が「ここだったらいいな」と思う気持ちが強そうなところを選びました。文化祭などで学校に行った時に在校生にやさしくしてもらうと、印象が良くなっているようでしたね。

 

Sママ

ウチは大学付属校ではなく、進学校であることにこだわりました。大学進学時には、自分で自分の道を切り開いていってほしいというのが、夫と私の一致した考えでした。ただ、夫婦で意見が分かれたのは、偏差値についてです。夫は、娘が泣く顔を見たくないので、「模試の合格判定が80%以上の学校でないと受けさせたくない」と言っていました。私は、本人がめざしたい学校があれば、偏差値が合格圏内に届いていなくてもチャレンジしたほうがいいと思ったのですが、結果的に届く範囲で選ぶことになりましたね(苦笑)。

 

Kママ

大学付属校にするか進学校にするかは、最後まで迷いました。上の子は進学校に通っているのですが、そこで進学校の厳しさを感じています。中学入学時の偏差値で、同じぐらいのレベルの大学付属校がありましたが、娘の学校の卒業生が全員その大学に合格できるわけではありません。進学校に行っても大きく伸びるとは限らない。大学付属校は、卒業後の進路の選択肢は狭くなるかもしれませんが、将来の振れ幅も小さく、落ち着いて過ごせるのかなという気持ちもありました。それから、主人が私の精神状態を6年間平穏に保つためにも、「息子は大学付属校に行かせたほうがいい」と思ったようです。〝家庭平和〟を願ったのだと思います(笑)。

 

ご主人の奥様への愛が感じられますね(笑)。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校に通う中2のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

高2の姉と、私立男子進学校に通う中2の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校高2の姉と、私立男子付属校に通う中2の弟のママ。