進学通信2019年6月号

今月のテーマ
私立中学に通う生徒の学校生活ってどんなもの?

中学受験で見事合格を果たし、私立中学に入学したら、どんな学校生活を送ることになるのでしょう。昨年私立中学に入学した中2生のママたちにお集まりいただき、私立中学生の生活の実際についてうかがいました。

【4】1歩ずつ成長していく子ども 親子関係も少しずつ変化

中学入学後は、ママも「見守る」子育てにシフト

 

お子さんが中学に入学してから、親子関係は変わりましたか?

 

Kママ

私の精神状態が変わりました。もう子どものことでヤキモキしなくなりましたね。もし高校受験を控えていたら、常に成績が気になり、本人が勉強していても、「もっと勉強しなさい」と言っていたと思います。今は、「失敗も今のうちならしてもいい」と見守れる心の余裕ができ、「本当にダメになりそうな時だけ手を差し伸べてあげよう」と考えられます。中学受験を経験したことで、親の〝精神的安定〟は確実に得られたと思いますね。

 

Sママ

ウチはひとりっ子なので、友達親子みたいな関係が小学校時代から続いており、変わらず仲良く過ごしています。ただ、反抗期がきていないのでちょっと心配になり、面談の際、先生に相談したところ、「最近はそういうお子さんも増えています。気にしなくても大丈夫ですよ」と言っていただいて安心しました。

 

Mママ

中学入学後、私は仕事の時間を増やし、休日も仕事で出かけることがあるので、息子と一緒にいる時間が少なくなりました。受験前は、「この子はいつやる気になるのだろう」と思っていましたが、中学に入ると、自分のことは自分でするようになり、私が「○○しなさい」と言うこともなくなりました。これまでは、〝下の子だから〟と手を貸すことが多かったのですが、「実はいろいろできる子だったんだ」と、見直しています。

 

自分のことを自分でするようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。

 

Mママ

おそらく、部活動の憧れの先輩を見習っているのではないかと思います。中1から見た高2の先輩はとても大人で、カッコよく見えたのでしょうね。私もへんなストレスがなくなり、「もうこれからは、そんなに関わらなくても大丈夫なのかな……」と、肩の荷を一つ降ろしたような気持ちです。

 

 

お子さんたちは私学の良さを十分に享受して、楽しい学校生活を送っているようです。「子育て」はまだまだ続きますが、成長していくわが子を見守るような形に、少しずつ変化していくのかもしれません。私学という環境の中で、親子関係も大事に育てていきたいですね。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校、中2のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

高2の姉と、私立男子進学校、中2の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校、高2の姉と、私立男子付属校、中2の弟のママ。