進学通信2019年6月号

今月のテーマ
私立中学に通う生徒の学校生活ってどんなもの?

中学受験で見事合格を果たし、私立中学に入学したら、どんな学校生活を送ることになるのでしょう。昨年私立中学に入学した中2生のママたちにお集まりいただき、私立中学生の生活の実際についてうかがいました。

【3】私学の友達付き合い 休日には遠出をすることも

行動範囲が広がり休日は友達とテーマパークへ

 

部活動には入られましたか?

 

Kママ

中学時代は体力をつけるため運動部に入ってほしいと思っていたところ、息子はテニス部に入り、週4日ぐらい活動しています。中1から高1まで一緒に活動しているのですが、人数が多いので、学年ごとに分かれて活動しているようです。コートが取れる時間によっては夜7時半頃まで練習するので、帰宅が8時半頃になることもあります。最初の頃、部活のある日は疲れて帰ってきて晩ご飯も食べられず、すぐに寝てしまう状態でした。でも徐々に体力がつき、この生活にも慣れてきました。

 

 

Sママ

娘は管弦楽部で、朝練と昼錬のほかは、週3回放課後に練習があります。それほど厳しいクラブではなく、文化祭に向けての練習が中心ですね。

 

Mママ

最初は音楽系の部活動に入りたかったようですが、新入生に向けた部活紹介をした先輩に憧れて、山岳部に入部しました。普段は週4日ほど、学校でランニングや筋トレなどを行い、3カ月に1回ほど日帰りの登山、夏と冬に宿泊を伴う登山をします。中1生から高2生まで一緒に山へ登り、先輩たちがとにかくやさしくしてくれるので、楽しいようです。

 

学校行事はいかがでしょう。

 

Sママ

文化祭は、入学前から見に行っていたので驚きはありませんでしたが、入学後初めて見た運動会には少々驚きました。〝お嬢様学校〟のイメージがあったのに、意外にも生徒たちは運動に燃えて、一生懸命競技に取り組むのです。また、伝統のダンスが披露された時は、会場が一体となって盛り上がっていましたね。

 

Kママ

入学してすぐにオリエンテーション合宿がありました。その時にある先生が、昔ながらのあるべき姿を生徒たちに押しつけるようなことを言ったそうです。すると息子は、「それはおかしい」と思ったらしく、みんなの前で反論したそうです。後で別の先生から、「よく言ったな」とフォローしてもらったり、友達からも、「おまえ、すごいな」と言われたりして……。親としては入学早々の息子の言動にひやっとしました(笑)。

 

勇気のあるお子さんですね(笑)。お友達との付き合いはいかがですか?

 

Sママ

併設の小学校から上がってきた生徒もいますが、内進生と外進生は分かれることなく仲良くしています。内進生は、中学から入ってきた外進生にやさしくするように言われていたようで、入学当初から積極的に話しかけてくれました。昼休みには机をくっつけて一緒にお弁当を食べたりして、クラスメートとはすぐに打ち解けたようです。塾が一緒の顔見知りの子も多かったですし、内進生の子が娘と同じ路線を使って通っている子を紹介してくれたりして、一緒に通う友達もすぐに見つかりました。

 

いじめの問題などを心配される受験生保護者もいらっしゃいますが、その辺はいかがでしょう。

 


Sママ

今のところそういうトラブルは聞かないですね。でも、〝仲良しグル―プ〟はできています。興味がいろいろあって遊びに行くことも多い活動的なグループ、ちょっと遊ぶけど勉強もするグループ、静かに本を読んでいるのが好きなグループと、大きく3つぐらいに分かれているようです。でも、お互い違うグループだから避けるということはなく、それぞれに別のグループにも友達がいて、どこかでつながりがあり、認め合っているような印象です。「いじめなどをする時間がもったいない」という感覚があるようで、「中学生でも意外に大人だな」と思います。

 

Mママ

ウチの子は、クラスで一人だけ、スマートフォンを持っていません。携帯電話は持っているのですが、本人がとくにスマホを欲しがらないのです。今は部活の連絡もLINEが中心ですが、息子をはずすことなく、みんながわざわざ息子のためにメールをしてくれています。

 

やさしいですね。お子さんは、休日をどのように過ごしていますか?

 

Mママ

友達とカラオケやボウリングに行ったり、お互いの家でゲームをしたりすることが多いですね。今年の入試日は休みだったので、友達数人とディズニーランドに行きました。ウチはお小遣いは渡さず、息子はもらったお年玉を自分で管理し、遊ぶためのお金はそこから出しています。

 

Kママ

普段の休日は、部活動がなければほぼ家で寝ています。長期休みには、友達と映画に行くこともあります。お小遣いは月に2千円。使い道は、飲んだり食べたり、漫画本を買うぐらいですね。

 

Sママ

娘も長期休みには、友達やクラブの先輩とディズニーランドに行っています。学期が終わるごとに、昨年1年間で3回も行きました。毎月のお小遣いは2千円で、友達との誕生日プレゼント交換で使うことが多く、ディズニーランドに行くときは、別途渡しています。

 

友達だけでディズニーランドに行かせることに不安はなかったですか?

 

Sママ

娘は計画を立てて時間もきちんと守るので、その点は信頼していました。ただ、やはり気になるので、その日はスマートフォンのGPS機能で位置情報を確認していましたね(笑)。街へ遊びに行く時は、スイーツの食べ放題やプリクラを撮りに行くことが多いようです。カラオケにはまだ行ったことはありません。「繁華街のカラオケはちょっと怖いな」と思っていたら、クラスのお母さま方も「カラオケは抵抗がある」とおっしゃっていたので、感覚が似ていて安心しました。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校、中2のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

高2の姉と、私立男子進学校、中2の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校、高2の姉と、私立男子付属校、中2の弟のママ。