進学通信2019年6月号

今月のテーマ
私立中学に通う生徒の学校生活ってどんなもの?

中学受験で見事合格を果たし、私立中学に入学したら、どんな学校生活を送ることになるのでしょう。昨年私立中学に入学した中2生のママたちにお集まりいただき、私立中学生の生活の実際についてうかがいました。

【2】宿題や提出物は多く 勉強の方法も徐々にマスター

定期テストを振り返りながら自分で身につける勉強法

 

学校の学習面で気づいたことはありますか?

 

Kママ

本人もお友達も「宿題が多い」と言っていますが、上の子の進学校に比べると、それほどではないと思います。ただ、内容はずいぶん違うと感じますね。英語の絵本を日本語に訳す宿題などが出るのです。授業の進度はそれほど速くありませんが、課題の提出には厳しいですね。

 

Sママ

娘の学校は語学に力を入れており、英語の進度が速いです。入学して間もない中1のゴールデンウイークには、英作文で日記を書く宿題が出たので驚きました。また、英語に限らず宿題は多いです。それをこなしていれば、定期テストの勉強は間に合うという感じですね。娘は家で勉強せず、下校の電車の中で宿題をしています。仲良しのお友達5人ぐらいで一緒に帰ってきて、みんなで宿題をしたり、テスト前には問題を出し合ったりしているようです。娘は家では、パソコンやゲーム機でゲームをしていることが多いですね。

 

Mママ

主要5教科の中では、数学の進度が速いと感じています。宿題は多そうですが、息子はそつなくこなしているようです。長期休みには学校で英語と数学の講習が行われ、希望制ですが、ほとんどの生徒が参加しています。それから少し驚いたのは、音楽や家庭科など実技教科にも力を入れていることです。家庭科などは簡単な裁縫から本格的な調理実習・栄養学まで指導されました。おかげで息子はボタン付けが得意です(笑)。

 

心配なことはありますか?

 

Sママ

中1の1学期は、まだ英語の勉強方法がつかめておらず、あまり良い成績がとれませんでした。「2学期の成績が上がらなかったら、冬期講習に行ってもらうよ」と言ったら、友達に勉強の方法を教えてもらったり、電子辞書を使って勉強したりするようになり、成績は上昇。何も言うことがなくなってしまいました(笑)。

 

お友達から良い影響を受けているようですね。

 

Mママ

ウチも最初の定期テストの結果で自分の立ち位置を見て、「これではダメだ」と思ったらしく、自分で試行錯誤して勉強の仕方を改善し、そこからグンと成績が上がりました。学校には、〝そんなに勉強しなくてもできる子〟はいますが、自分は〝やらないとできない〟ということを自覚したようです。友達からの刺激はかなり受けていると思いますね。

 

お母さまが勉強に関わることはありますか?

 

Mママ

まったくなくなりました。勉強に関しては完全に自立してしまい、少し寂しさもありますね。

 

Sママ

中1の最初の頃は、英語の辞書の引き方とか勉強の仕方を少し説明したのですが、2学期には手がかからなくなりました。数学などは、もう私は教えられないですね。家でゲームばかりしていると、「勉強は?」と言うこともありますが、「やることはやっているよ」と反論されるので、「結果を見てからだね」と返しています。

 

Kママ

さっきお話しした英語の絵本を訳す宿題は、少し手伝っています。教科書には出てこないような単語が出てきたりするので、「これで英語が嫌いになったら困るから、最初だけは少し後押ししてあげよう」と思ったのです。でも、回を重ねるにつれて、本人もそれなりに仕上げられるようになってきました。今は自分で訳して、「これで合っている?」と聞いてくる程度です。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校、中2のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

高2の姉と、私立男子進学校、中2の弟のママ。

Kママ

私立女子進学校、高2の姉と、私立男子付属校、中2の弟のママ。