進学通信2018年9月号

今月のテーマ
6年間をどう過ごす!? 私立中高生の学校生活

私立中学校に入学すると、どのような学校生活が待っているのでしょうか。学習面、部活動、学校行事など、気になることがたくさんありますね。私立中高に通うお子さんをお持ちの先輩ママたちに、お話をうかがいました。

【4】私学の環境にはお金をかける価値がある

友達や先生など、学校での人間関係についてはどのように感じますか?

 

Tママ

似たような子が集まってきているなと思います。ご家庭で大切にされているお子さんが多く、いい子が多いですね。娘は巻き込まれたことはありませんが、女子校ではささいなトラブルはあったようです。でも、先生の目が行き届いているせいか、すぐに解決されます。「あら、そんなことがあったの?」と、後で知ることが多かったですね。

 

Oママ

ウチは共学校なので、男女交際の話はけっこう聞きました。意外にオープンで、カップルができると、先生も含めて学校中が知っている状態になるようです。
上の子の学校は、一人ひとりをそれぞれが認め合う雰囲気がありました。自分が好きなことをしていられるので、居心地が良かったようです。娘は高2の頃から受験勉強に打ち込みましたが、クラスメートは何も言わずにいてくれたようです。同じ目標を持つ仲間で「みんなでがんばろう」という意識が持てるように、先生も上手に指導してくださったように思います。

 

「私立ならでは」の雰囲気があったのでしょうか。

 

Oママ

子どもたちに心のゆとりがあるのかもしれないですね。とくに男子はみんなやさしかったです。家庭の教育も関係していると思いますが、素行不良の生徒はいませんでした。

 

Uさんの上のお子さんは公立中学に通われましたが、素行不良の生徒はいましたか?

 

Uママ

いました(笑)。怖くて近寄りたくないという感じの生徒もいましたよ。

 

Tママ

私自身が子どもの頃、かなり荒れていた公立中学に通っていました。校庭に暴走族が乗り込んできたり、朝学校に行くと窓ガラスが割れていたり……、激しい状態でした。あんな環境には子どもを入れたくないです。

 

私学に通うとお金がかかります。それでも私学で学ばせたいと考えるのはなぜなのでしょう。

 

Tママ

私は最初から中学受験に乗り気というわけではありませんでした。でも、上の子を私学に入れてみたら、やはり環境もいいですし、先生の質も違うと思いました。公立中学に進んだお子さんがいるママ友達で、「私立の一貫校に入れればよかった」と後悔している方がいます。そのお子さんは偏差値の高い公立高校に進みましたが、大学受験では、模試を受けると中高一貫校の子に勝てないと言っていたらしく、結局浪人したそうです。

 

Uママ

やはり私学の環境は充実していますよね。私も私学に通いました。友達も、似たような雰囲気なので安心できますし、大学受験に対する先生方の意識も高いと感じます。大学進学に目を向けたとき、より高いゴールに近づけるのは、私学だろうなと思いました。

 

Oママ

私学は教育の質が高いのではないでしょうか。大学受験だけではなく、グローバルな取り組みがあったり、プログラムに工夫がされていたり、いろいろな視野を広げてもらえて総合的な育成ができると思います。いい友達ができるのも魅力ですね。ウチの子は中高で一生付き合える友達ができたと思います。親同士の付き合いも、同じ考え方の人が多いので楽ですね。

 

保護者の方から評価されている私学の環境。今回のテーマで、親御さんから見た私立中高の良さが伝わったのではないでしょうか。ぜひ中学入学後のシミュレーションに役立ててください。

 

今月の先輩ママたち

Tママ

私立女子進学校高校3年生の長女、私立男子進学校高校1年生の長男、私立共学進学校中学2年生の次女のママ。

Uママ

難関私立大学1年生の長男と、私立女子大学付属校中学1年生の長女のママ。

Oママ

私立中高を卒業した難関国立大学1年生の長女と、私立共学進学校高校1年生の次女のママ。