進学通信2019年1月号

今月のテーマ
合格発表から中学入学まで 忘れられない小学生最後の春

中学受験は入学試験を受けて終わりではありません。合格発表、合格手続を経て、晴れて入学の日を迎えられるのです。2018年、お子さんの中学受験を経験したママたちに、合格発表以降の日々をどのように過ごしたのかお聞きしました。

【5】入学後に実感する学校のカラー

学校生活を楽しむ姿が保護者のいちばんの喜び

 

入学されてみて、学校に対してどのような感想をお持ちですか?

 


Kママ

あまり学校研究もできていないまま入学しましたが、小さなギャップは感じつつも、すべて許容範囲だと感じています。ちゃんとした人間を育てようという教育方針で、いろいろな面で厳しく指導してくださっています。本人は抵抗もせず、どんどん慣れていっている様子です。日々、学校に対する愛が育っていることも感じ取れますね。また、男子校の世界は楽しいみたいで、毎日小さないざこざはあるようですが、「学校は面白い」と言っています。勉強だけが価値基準ではなく、スポーツなど得意な面を認め合うような、多様な価値観があるようです。

 

Mママ

もともと行きたかった学校で、子どもたちを信じてくれているのか、自由な校風です。私はそんな学校の方針も理解しています。ただ、親はなかなか学校の様子を知ることができません。文化祭以外は校内を見る機会もないのです。まあ「似たような雰囲気の生徒が集まっているのかな」とは思っていますが……。勉強の進度は速く、そこは厳しいなと思います。息子はチャレンジ校に行ったこともあり、学習面を心配していましたが、テストの点数だけではなく、提出物や授業態度なども加点対象になるので良かったと思っています。

 

Nママ

合格直後は、大学付属校でも他大学を受験するつもりだと本人は言っていましたが、わが子も学校愛が深まっていますし(笑)、そもそも進級ができるかどうかという問題も出てきそう。6年後はどうなるかわかりません。成績のつけ方は非常に明確で、定期テストの点数と平常点をきちんと計算してつけられます。のびのびとした校風ですが、成績を維持するのは大変だなと感じています。本人は、運動部に所属して忙しくしていますが、ほんのわずかなスキマ時間も友達と遊ぼうとするんです。100%学校生活を謳歌していると言えますね。

 

Sママ

併設の小学校から上がってくる生徒もいるので、その子たちと仲良くなれるのか心配していましたが、向こうから積極的に話しかけてくれて、すぐに友達もできたようです。塾で一緒だった友達も入学したので、心強かったようですね。校則はほとんどありませんが、「この学校の生徒としてふさわしい行動をしてください」と言われ、自分で考えて行動することが求められます。学習面については、テストの順位などはいっさい出ないため、自分の立ち位置がはっきりとはわかりません。でも本人は友達と点数を比較し合って、「大丈夫だと思うよ」と言っています。課題は多く、それが家庭学習になっています。提出期限などはかなり厳しいです。

 

6年間の学校生活をスタートさせる時期を、ワクワクしながら過ごされたことがわかります。そして皆さん、順調に中学校生活を始められているようですね。中学受験を終えたお子さんが、「楽しく中学校生活を送ること」は、保護者にとって何よりもうれしいことだと思います。今後もお子さんの成長をしっかりと見守っていきたいですね。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校に通う中学1年生のママ。お子さんは一人っ子。

Nママ

高校受験をした兄(高1)と、私立共学付属校に通う中学1年生のママ。

Mママ

高校1年生の姉と、私立男子進学校に通う中学1年生のママ。

Kママ

私立女子進学校に通う高校1年生の姉と、私立男子付属校に通う中学1年生のママ。