進学通信2018年12月号

今月のテーマ
どうすれば いい? 入試までのパーフェクト・サポート

これから入試本番までは、親子それぞれに受験準備が忙しくなっていきます。万全の態勢で入試当日を迎えるためにはどうすればいいのでしょうか?2018年の中学受験を経験したママたちにお話をうかがいました。

【4】健康管理の中心はインフルエンザと風邪予防

直前期にいちばん気をつけたことを教えてください。

 

Sママ

やはり健康管理ですね。1月に入ってからは魚介類などの「生もの」は食べさせないようにしました。また、風邪予防に加湿器を買い換え、ウイルスや菌の除去までするものにしました。それから前年の10~11月にはインフルエンザの予防接種を済ませ、その頃からインフルエンザ予防にいいと言われるヨーグルトドリンクを宅配でとって、娘だけに飲ませていました。少し値段が高いので、私はスーパーで買った比較的安価な乳酸飲料を飲んでいました。

 

Mママ

ウチはそのヨーグルトドリンクを半年ぐらい家族全員で飲みましたよ。金銭感覚がマヒしていたもので(笑)。でも上の子が1月にインフルエンザにかかってしまいました。

 

受験生本人は、体調に問題はありませんでしたか?

 

Mママ

問題なかったですが、上の子と隔離する必要もあり、実はすべての入試で息子と私は前日から学校近くのホテルに泊まりました。とくに1月校は遠かったり、雪の心配もあったりしましたからね。

 

“前泊”ですね。受験生にとっていかがでしたか?

 

Mママ

朝早く起きて移動する必要がないのは楽でした。大浴場がついているビジネスホテルに泊まった時は、息子は朝風呂に入ってさっぱりして試験会場に向かいました(笑)。
2月の本命校の時だけは、本人に意識を高めてもらおうと思い、少し高級なホテルに泊まりました。都内で前泊している人はいないだろうと思っていましたが、朝食会場に行くと受験生の親子がたくさん! それを見て、本人はやや緊張したようです。せっかくのバイキング朝食なのに、少ししか食べなかったのが印象的でした。でも、学校へ向かう途中で神社に立ち寄ってお参りをしたら、気分が落ち着いたようで安心したのをおぼえています。

 

Nママ

普段通り小学校に通っていましたが、雪が降ると雪遊びをしてしまうので困りました。1月校の受験の前日はびしょぬれで帰ってきて、「何を考えているのか」と思いましたね。幸い体調はくずさずに済みましたが、クラスメートには1月31日にインフルエンザにかかって第一志望校を受験できなかった子がいたので心配しました。

 

親子ともに体調をくずさず入試当日を迎えることが最も大切なことですね。この時期、お母さんがイライラしたり落ち込んだりすることもあります。

 


Mママ

あまり怒ることはありませんでしたが、直前期に1回だけ声を荒げたことがあります。1月下旬のことです。その日は塾の激励会があり、帰ってきた息子は早めに寝ていました。何気なく塾のカバンの中を見ると、最後に受けた模試の結果が出てきました。それが、なんと“どん底の成績”だったのです。私は息子をたたき起こしてかなり怒りました。テストの結果を隠していたこともそうですが、悪い成績をとったことに動揺し、冷静ではいられなかったのです。すると息子は、「どうしたらいいのかわからない」といった様子で泣き始めてしまいました。それを見て私は我に返り、「ごめんね。寝なさい」とすぐに寝かせました。翌朝、息子はなんとなく覚えていて、「まずい」と思ったらしく、その日からやる気に火がついたと言っていました。それが本命校の入試の5日前でした(笑)。

 

Kママ

ウチの子がやる気になったのはもっと遅く、2月1日の夜だったかもしれません。1日夜の合格発表で、不合格を受け止めなければならず、悲壮感を漂わせて布団に潜り込んでいました。親としては想定内だったので、見守るだけでした。でも、そこで本人は気合が入ったのか、翌日は「今日は受かるぞ!」という前向きな気持ちで受験校に向ったのです。

 

つらい出来事を乗り越えて、やる気を出してくれたのですね。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校中1のママ

Nママ

高校受験をした高1の兄と、私立共学付属校中1・弟のママ

Mママ

高1の姉と、私立男子進学校中1・弟のママ

Kママ

高1の姉と、私立男子付属校中1・弟のママ