進学通信2018年11月号

今月のテーマ
中学受験生とママのストレスってどんなもの?

中学受験では、受験生本人やママがストレスを感じることも多いようです。どんなことがストレスの原因になるのか、それを解消するためにはどうすればいいのか、先輩ママたちの経験談を聞いてみましょう。

【2】ママ友達とグチを言い合ってストレス解消

ママ友達とのおしゃべりはデリカシーのある人と

 

ママのストレスは、どのように発散していましたか?

 

Aママ

私は、食に走っていた気がします。一人でおやつを食べることもありましたし、友人とランチすることも多かったですね。娘の時は、受験するママ友達とよく食べに行っていましたが、それは失敗だと思ったので、息子の時は受験に関係のない、私の中高時代の友人や上の子の学校のママ友達と会うようにしていました。

 

失敗だと思われたのはなぜですか?

 

Aママ

受験生のママ同士って、やっぱりライバルになってしまうんですよ。とくに同じ学校を受ける子のお母さんとは、成績の善しあしや合否が気になり、仲良くなるのは難しいです。受験に関係のない友人で、男の子を育てた先輩ママのびっくりするようなひどい経験談を聞くと、ストレス解消になりました(笑)。

 

Fママ

私は、当時はやっていたゲームをずっとしていました。現実逃避だったのかもしれません。息子の受験は、本当につらかったのです。下の娘たちは成績が良かったのでつらいことはなく、ストレスも感じませんでした。志望校について多少気になることもありましたが、結果的に自分で決めさせて、第一志望校に合格しました。

 

Aママ

娘の時はあまりストレスはなかったのですが、小学校で受験しないお母さんから「どこの学校を受けるの?」と聞かれるのが嫌でしたね。受験するママ同士には「あまり踏み込んで聞かない」という暗黙の了解があるのですが、受験しない人の中にはデリカシーのない人もいるのです。その経験を踏まえて、息子の時は小学校で受験の話はせず、お付き合いもひかえるようにしました。「Aさんは別の世界で生きている」という扱いでしたが、楽で良かったです。

 

Yママ

私はフルタイムで仕事をしているので、もっと息子の勉強を見たいのに、それができないストレスはありました。仕事で帰宅が遅くなる時は、ちゃんと勉強しているのかとても気になりましたね。上の子は主人に任せることが多かったです。私が遅く帰ると本人は寝ていて、主人が机に向かって息子の学習計画を練っていることもあり、「逆でしょう?」と思っていました。

 

 

何か発散方法はありましたか?

 

Yママ

小学校で息子と仲良しのお母さんとは、気軽によく会っていました。そのお子さんも受験生でしたが、志望校がバッティングしなかったこともあり、一緒に模試会場に行ってランチやお茶をしていました。ただ、受験する学校の話はあまり突っ込んで聞かないように気を遣い合っていましたね。学校時代の友人には独身も多く、いかに男子を育てるのは大変かという愚痴を聞いてもらっていました(笑)。

 

やはり、友人と話すことが発散になっていたという方が多いようですね。ご主人との教育観の違いなどはありませんでしたか?

 

Yママ

主人は、息子たちには「雑草のように育ったほうがいい。公立に行けばいい」という考えだったようです。でも、「私は中高一貫で、高校受験がなく充実した学校生活だったから中学受験をさせたい」と言うと、「君が思うようにすればいい」と言われました。

 

Aママ

ウチはとくに協力的でもありませんでしたが、じゃまはせず、お金は出してくれました。

 

Fママ

夫は地方出身なので、東京では中学受験が主流でやむを得ないことだという認識をしていたようです。ただ、最初の子の時は、途中で「こんなにお金がかかるのか」と驚いていました。最初は財布のひもも固かったのですが、だんだん何も言わなくなりました。

 

今月の先輩ママたち

Fママ

長男、長女、次女のママ。全員中学受験を経て私立中高で学び、大学卒業後、社会人になっている。

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学3年生の長女と、私立男子進学校に通う高校1年生の長男のママ。

Yママ

私立男子進学校を卒業した大学1年生の長男と、別の私立男子進学校の高校1年生の次男のママ。