進学通信2018年6月号

今月のテーマ
受験生活は親子の思い出 わが家の2017年度中学受験

小学校時代の数年間塾に通い、中学受験をめざして勉強する子どもたち。それを支える保護者の方にとっても、中学受験は大きな出来事だと思います。2017年度の中学受験を経験したママたちにお集まりいただき、その体験談をお聞きしました。

【3】友達、孤独、家族…… さまざまな悩みを乗り越えて

受験生活中にお母さんが悩んだことはありますか?

 

Sママ

友達関係で嫌な思いをしたことがありました。小学校の友達に、「○○ちゃんはあの塾の試験に落ちたから別の塾に行ったんだよ」と、ウソの話を広められたり、「絶対ほかの人に言わないから」と言われて教えた志望校を言いふらされたりして、悩まされました。私はかなり傷ついたのですが、本人はそれをバネにして勉強をがんばろうと思ったようです。

 

受験でストレスがたまった子どもたちによるトラブルもあると聞きます。お母さん同士の付き合いで問題はありませんでしたか?

 

Sママ

先輩ママから、母親同士のトラブルもあると聞いていたので、最初からそれは避けたいと思い、塾では「一匹狼」を貫きました。お母さん同士で一緒に学校見学に行っている人もいましたが、私は孤独でしたけど一人で行動するようにしたのです。

 

それは、ライバル視されたりすることがあるからでしょうか。

 

Sママ

最初は仲良くしていても、子どもの成績がわかってくると、だんだんジェラシーが出てきたりすることもあるようです。そういうことに巻き込まれたくなくて、女の子のお母さんと会った時は塾の話題は極力しないようにしました。男の子のお母さんたちとは、そこまで神経質にならずに話ができましたね。

 

Mママ

悩みというほどではないのですが、上の子の時も下の子の時も、夫が受験に不参加だったのが、私は不満でした。夫は「自分が関わらないほうがうまくいく」と勝手に思いこみ、受験に反対もしませんが、手伝ってくれることはほとんどなく、塾への送迎なども全部私がやりました。ほかのご家庭のお父さんが塾のお迎えをしている姿を見ると、うらやましかったですね。すみません。単なる愚痴です(笑)。

 

Kママ

息子は授業がない日も塾に行っていたので、家で過ごす時間がとても少ない受験生活でした。本当にちゃんと勉強しているのかわからないのが悩みでしたね。途中の反抗期も大変で、親や塾の先生がアドバイスをしても、効き目がない状態でした。それでも、「受験は走り続けないとゴールできない。止まったら終わってしまう」と思い、なんとか走らせようと必死でしたね。

今月の先輩ママたち

Sママ

私立女子進学校中学1年生のママ。お子さんはひとりっ子。

Mママ

私立男子進学校中学1年生と高校1年生の女の子のきょうだいのママ。

Kママ

私立男子付属校中学1年生と高校1年生の女の子のきょうだいのママ。

Nママ

私立共学付属校中学1年生の弟と高校1年生の兄、二人兄弟のママ。