進学通信2018年2・3月号

今月のテーマ
6年後の進路を考える大学進学と子どもの将来

私立中高卒業後のお子さんの将来をどのようにお考えですか? まだまだ先と思っていても、私立中学に入学すれば、6年後には次の進路が待っています。現在高校3年生のママと、私立中高を卒業された大学生のママにお話をうかがいました。ぜひ参考にしてください。

【2】大学受験指導にも学校による個性が

学校が大学受験モードになるのはいつごろからですか?

 

Yママ

高校生になると一気に大学受験を意識した指導が始まり、高3の4月には学校行事や部活の参加もなくなって、受験モード一色になります。
保護者会などでたまに学校に行くと、放課後も教室に残って勉強している高3生を多数見かけます。それもみんな集中していて静まり返っているので、それまでの活発な姿を知っているだけに驚きます。

 

Mママ

高2の10月にはすべての学校行事が終了しますから、そこからですね。生徒たちは中1のときから先輩のようすを見ているので、自然に受験モードになっていくようです。

 

Sママ

同じく高2の秋に文化祭が終わり、部活も引退。一切イベントがなくなって、受験モードになります。とはいっても、早く家に帰ってきて、受験勉強にすぐに取りかかるわけではありませんでした。
そのころはまだ学校の宿題も多かったので、いろいろとやることがあったのでしょうね。

 

学校の受験対策についてはいかがですか?

 

Sママ

手厚く熱心に指導してくださっています。夏休みや冬休みにはしっかり講習を行なってくれますし、高3の冬にはセンター前講習などもあります。
センターの過去問も授業でやっていました。中間、期末などの定期テストも、高3の場合は大学受験に直結したような内容です。カリキュラムも、受験ありきで考えてくださっているようです。

 

Mママ

息子の学校も、高2から長期の休みには、任意で受講できる講習が行われます。受講料は塾に行くよりもとても安く設定されているので、負担が軽く助かります。
息子は塾には全く行かず、高3になる前の春休みからは、学校の自習室で勉強しています。夜9時まで利用でき、日曜祝日も開いています。

 

Yママ

娘の学校も、基本的には学校の指導だけで大丈夫のようです。長期休みには各教科の講習があり、先生方は休み時間や放課後には質問に答えるなど、熱心に教えてくださいます。

 

Oママ

娘が卒業した学校では、「塾には行かないように」という指導をしていましたが、受験直前になるとほとんどのお子さんが予備校に通っていました。
学校で教わることを完全に理解できる子は学校だけで足りていたかもしれませんが、なかなかそうはいかないのが現実だったようです。

 

Sママ

息子は、高1から高3の初めごろまでは予備校に行っていましたが、途中でやめました。予備校の効果も感じていましたし、行ってくれると親は安心という面はあったのですが、予備校は通ううちに講座数が増え、予習、復習もしなければなりません。
さらに当時は学校の宿題も多くてパンクしそうになったのです。それからは学校の指導を中心に、自分で問題集を買ってきて取り組んでいます。

 

学校からは、塾や予備校に通うことについてどのように言われましたか?

 

Sママ

「塾と学校の両立ができずに受験で失敗する生徒が毎年何人もいます」という話をされますね。「もし通うなら、得意科目をのばすような講座の取り方にし、通う頻度は週に2日までにするように」とのことでした。

Oママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生のママ。

Sママ

私立男子進学校高校3年生のママ。

Yママ

私立女子進学校高校3年生のママ。

Mママ

私立男子進学校高校3年生と、同じく高校1年生の兄弟のママ。