進学通信2018年2・3月号

今月のテーマ
6年後の進路を考える大学進学と子どもの将来

私立中高卒業後のお子さんの将来をどのようにお考えですか? まだまだ先と思っていても、私立中学に入学すれば、6年後には次の進路が待っています。現在高校3年生のママと、私立中高を卒業された大学生のママにお話をうかがいました。ぜひ参考にしてください。

【1】私立中高のキャリア教育と文理選択

キャリア教育が行われ 卒業生の話を聴く機会も

 

お子さんの学校の進路教育について印象的なことはなんでしょう。

 

Yママ

社会の第一線で活躍する方と交流する機会を持たせてもらうことが多く、将来を考えるきっかけになっているようです。保護者も卒業生も、学校の進路教育に協力的な点は、私学ならではだと思いますね。

 

Mママ

中3ぐらいから進路についての適性検査をしていただいたり、先生方も折にふれて進路の話をしてくださったりして、子どもたちが徐々に自分の将来について考えるように仕向けてくださっていると感じました。

 

Sママ

息子の学校でも、中3ごろからOBによる職業についての講演会が開かれ、仕事に対するイメージを持てるようにしてくださいます。
ただ、ウチの子は、その話を聞いて「この仕事は嫌だな」とマイナスイメージを持ってしまった部分もあり、そこはちょっとどうなのかなと思いました。
OBは、私生活にからめて本音で話してくださるので、「この仕事は忙しくて、彼女にも会えない」とか「ストレスで10円ハゲができた」といったつらい話もされ、そのインパクトの方が強かったのかもしれません。

 

生の声を聞けるのは有意義ですが、確かにそういう受け止め方をする可能性もありますね。

 

Oママ

中3から高1にかけて、自分が就きたい仕事について考えさせる授業がありました。高1では明確に自分の将来像を描くことが求められます。娘は本を読んだり、自分なりに調べたりしているうちに、だんだん方向が見えてきたようです。

 

文系・理系選択などの進路はいつごろ決められましたか?

 

Sママ

息子は中3のときに、たまたま進学雑誌に載っていたイエス・ノーで進むチャート式の適性テストをやったところ、ある学部に行きつき、その学部について調べるようになりました。
高1の面談のときには、先生に「この学部を受けます」と宣言していました。

 

Yママ

高2からクラスが文系・理系に分かれるので、高1の12月には決めなくてはなりません。娘はやりたいことが決まっていたので、迷うことはありませんでした。

 

Mママ

ウチは高1の秋でしたね。先生や部活の先輩の話を参考にしながら、本人が決めてしまいました。親は確認のサインをしただけです。私が進んでほしいと思っていた進路には興味を持ってくれなかったので、ちょっとがっかりしました。

 

Sママ

私もその経験があります。同じ文系の中でも、私が進んでほしい学部と、息子の行きたい学部は違うのです。
私は、自分が好きな職業の主人公が活躍するドラマを見せて、「格好よくない?」と言ってみたのですが、息子は「この俳優が演じているから恰好いいんだよ。実際はこんなに甘くないよ」と冷静でした。それで私も、もう自分の好みに誘導するのはあきらめて、「自分が行きたい学部に行ってください」という気持ちになりました。

Oママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生のママ。

Sママ

私立男子進学校高校3年生のママ。

Yママ

私立女子進学校高校3年生のママ。

Mママ

私立男子進学校高校3年生と、同じく高校1年生の兄弟のママ。