進学通信2017年11月号

今月のテーマ
受験前に知りたい男子校・女子校の特色と魅力

共学の小学校に通っているお子さんが多いと思います。中学受験で男子校・女子校の受験を考えている方は、未知の世界への心配もあるかもしれません。男子校・女子校とはどんなところなのか、先輩ママにうかがいました。

【4】異性との距離感が ぎこちない面も

男子校、女子校のいちばんの魅力とはなんだと思われますか?

 

Aママ

異性の目がなく、のびのびと過ごせることではないでしょうか。男女交際などは、大学に入ってからで十分だと思います。けれども娘は、女子校だったのに、塾で男子の友達ができてしまったようで、勉強の邪魔になっていたと思います。男子のことなど目もくれずに6年間過ごしてほしかったのに(笑)。

 

Hママ

共学に入ったお子さんを持つ友人は、娘さんに同じ学校の彼氏ができたそうです。今高校3年生ですが、彼と出かけると、帰ってくるまで心配でたまらないと言っていました。

 

Nママ

中学でも聞きますよ。中学受験が終わって、ある大学付属の共学に入ることが決まった子たちは、春休みぐらいから、もう彼氏、彼女をつくりたいという話でもちきりだったそうです。
入学後、実際に彼氏、彼女ができたら、勉強そっちのけでメールに熱中しているらしく、お母さんたちは「あんなに受験勉強して中学に入ったのに」と、嘆いています。

 

男女交際がモチベーションアップにつながるのであればいいかもしれませんが、親御さんにとっては心配の種にもなるのでしょうね。女子校出身のママたちは、ご自身を振り返っていかがですか?

 

Aママ

私は、女子校を卒業して大学に入った時は、かなり男性を意識していました。大学の4年間は、男性と話すことに慣れるためのリハビリの期間でしたね(笑)。就職して、年配の男性とも話すようになって、ようやく慣れたという感じでした。

 

Hママ

私は女子校時代、近所のお兄さん先生に、男子と一緒に勉強を教わっていて、男性と接する機会は多かったためか、卒業後もそれほど問題は感じませんでした。
上の娘のほうが、あまり男子と接することがないまま大学に入ったので、今、男性を敬遠しているなと感じることがあります。本人は「これから少しずつ慣れるよ」なんて言っていましたが。

 

Aママ

息子は、小学校を卒業してからほとんど女子と話す機会がなかったのですが、先日、病院で小学校の時の女の子の同級生と偶然会ったのです。どんなふうに話すのか聞いていたら、息子は「はい……」「……です」と、よそよそしく、ですます調で返事をしていました(笑)。

 

女子に慣れていないことがわかりますね(笑)。

 

Aママ

ええ。でも「これでいい」と、私は内心で思いました(笑)。とにかく男子校、女子校は、恋愛問題の心配が少なく、勉強に集中できるのがいちばんのメリットだと思います。

 

男子校の文化祭には、女子が来ることも多いそうですね。

 

Aママ

本当に困りますね(笑)。息子の学校には、「心配だから、文化祭の時は毎日息子を見張りに行った」という先輩ママの逸話もあります。「息子が大好き」という気持ちがあふれていて、こういうお母さんもたまにいるのです。
私が違いを感じたのは、部活の試合の応援の時。息子の学校のお母さんたちは、コンビニで買ったお昼ご飯を食べて、1試合も見逃すまいと必死。
一方、娘の学校では、「試合の応援はそこそこでいいから、レストランでランチしましょう」というお母さんが多かったことですね(笑)。

 

Nママ

Aさんのお話にちょっとびっくりしています(笑)。私はどちらかというと娘のほうと仲が良くて、甘やかしてしまいます。
息子には、大学生になったら一人暮らしを経験し、将来結婚できるように早く親離れをしてもらいたいなと思っています。息子とは後2年ぐらいしか一緒に暮らせないかもしれないなと考えていました。

 

Aママ

本当ですか? 私は息子に地方の大学には行かせたくないわ(笑)。

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生と、私立男子進学校中学3年生の姉弟のママ。

Nママ

私立男子進学校高校1年生と、私立女子進学校の中学2年生の兄妹のママ。

Hママ

私立女子進学校を卒業した大学1年生と、同じ学校の中学3年生の姉妹のママ。