進学通信2017年11月号

今月のテーマ
受験前に知りたい男子校・女子校の特色と魅力

共学の小学校に通っているお子さんが多いと思います。中学受験で男子校・女子校の受験を考えている方は、未知の世界への心配もあるかもしれません。男子校・女子校とはどんなところなのか、先輩ママにうかがいました。

【3】男子と女子の違いは学習環境にも反映

男子校の部活動で感じることはありますか?

 

Nママ

息子は中1から高2までが一緒に活動する運動部に入っており、先輩たちが勉強面でのいろいろなアドバイスをしてくれるのがいいなと思います。
公立だと中学も高校も3年間しかつきあえませんが、5歳年上の先輩がいるというのは、頼もしいですね。例えば、英検などの受検のペースや、大学入試につながる模試のことで助言をしてくれるのです。
「中1ではこれをやっておいたほうがいい」「中2になったらここまでできていないとおかしい」というようなことを言ってくれます。親や先生だと反発してしまうことでも、先輩の言葉だとよく聞くようで、いい影響を受けていますね。

 

Aママ

男子のほうが、先輩がそういうアドバイスをしてくれますね。息子も先輩に、「学年が上がると、定期試験の勉強は一夜漬けでは回っていかないよ」と言われたと言っていました。

 

勉強面でも先輩の存在は大きいのですね。女子校はいかがですか?

 

Aママ

女子は、お互いあまりそういう話はしないようですね。勉強していることをあまり人に言わない子が多かったかな。
男子が、テストが返ってくると「俺、何点」などと、ざっくばらんに点数の話をするのに比べて、女子はあまり成績に関することを言い合ったりはしていないようでした。

 

Nママ

女子校は成績の順位が出ない学校が多いので、自分の位置がわかりづらいですね。

 

Aママ

そうですね。大学受験の時になって、「〇〇ちゃんはこんなに優秀だったんだ」と驚くこともあったようです。

 

Nママ

テストの後に、点数ごとの人数の分布図のようなグラフが配られて、自分がどこに入っているかでだいたいの位置を知るぐらいです。

 

Aママ

息子のほうは、クラスの順位が成績表に載ってくるのでわかりやすいです。本人も、それを見て目標を立てたりしていますね。

 

Nママ

中学時代、上の子の学校はのんびりしていてどうなることかと思っていましたが、先生から「男子は高2ぐらいからエンジンがかかって勉強するようになります。
中学からきちきちとやっていると息切れしてしまいます」とおっしゃっていました。学校としても、高2になったらものすごく勉強させてくれるらしいです。夏休みなどは「1日14時間勉強」という話も聞きました。
「やるときにはやってくれる学校だったんだ」とびっくりしましたが、ちょっと楽しみです(笑)。

 

男女それぞれの特性を生かした教育をしているのが、男子校、女子校なのでしょうね。

 

Hママ

女子校らしさといえば、娘たちの学校ではきちんと性教育が行われています。中学生からしっかりとしたカリキュラムに基づいて教えてくれて女性の体のメカニズムから学ぶので、娘も正しい知識を持っていると感じます。
家でも、母娘や姉妹であまり抵抗なくそういう話ができています。親からはなかなか話しづらいものなので、ありがたいですね。

 

とくに女性に必要な教育に力を入れられることも、女子校の特色なのかもしれません。

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生と、私立男子進学校中学3年生の姉弟のママ。

Nママ

私立男子進学校高校1年生と、私立女子進学校の中学2年生の兄妹のママ。

Hママ

私立女子進学校を卒業した大学1年生と、同じ学校の中学3年生の姉妹のママ。