進学通信2017年10月号

今月のテーマ
中学受験と 私立中高に かかる お金の話

私立中学に入学させるには、入学金や学費のほか、塾代や受験費用もかかります。それでも私学を選ぶのはなぜなのでしょう。先輩ママに中学受験と私学に関するお金の話をお聞きします。

【5】先生方の目が行き届く安心感は代えがたい

公立に比べてお金がかかる私学で、わが子を学ばせたいと思われるのはなぜなのでしょう。

 

Nママ

公立中学に行くと決めていた友達のお子さんは、小学校5年生ぐらいから高校受験に向けて塾に通い始めていました。今中2ですが、同じ塾に通い続けているそうです。ウチは今塾に行っていないので、私立のほうが塾代はかからないのかもしれないと思っています。

 

高校受験向けの塾にもお金はかかりますからね。

 

Hママ

私学は、同じような志を持っている子が集まる環境がいいですね。上の子は、大学生になって、自分が恵まれていることを実感しているようです。大学には家庭環境などもいろいろな子がいるので、違いを感じているのだと思います。5年間部活に打ち込むことができたのもメリットでしょうね。ただ、中3のころ少し中だるみをしていたのはマイナス点かもしれません。娘はそのころには文系に進むと決めていたので、「化学の授業は寝ていた」なんて言っていました。

 

Nママ

息子は中学受験で難航して、思っていなかった学校に入りましたが、入学してみたら楽しくて、本人にとても合っていたようです。先生が一人ひとりの生徒をよく見てくれていることがわかるので、安心感があるのはありがたいですね。
また、6年間一緒なので、友達との出会いや結束力が期待できるのも利点です。娘は第一志望校に合格し、勉強面では課せられているものが多く、小テストもたくさんあるので、それをこなしていくために自分の生活を律しています。中学受験時代より今のほうが勉強していますね。
また、厳しい運動部に入ったので、とてもハードな学校生活です。あの朝寝坊だった子が、家を6時15分に出て朝練に行くのです。近所の公立中学校は生徒数も少なく、部活もあってないようなものなので、放課後はそのへんで遊んでいるような子が多くいます。そういうふうにならなかっただけでもよかったと思います。

 

Aママ

私も夫も私立一貫校出身なので、当然のように子どもたちにも中学受験をさせました。子どもの公立小学校時代はいろいろなお母さんがいましたね。
勉強への関心が薄く、「生きていればいい」というような子育て観の方もいて、とても驚きました。私学には同じような考えの方が多く、お母さん同士のおつき合いも楽しいです。
息子も、小学校時代より今のほうが友達とのつきあいが楽しそうです。友達もみんな、親の目が行き届いているので、勉強するんですね。息子も周りの影響もあってか、試験前には自分から勉強するようになりました。

 

それぞれに私学の教育に対する満足度の高さがうかがえます。中学受験と私学。教育にお金をかける意味を、改めて考えるきっかけにされてみてはいかがでしょうか。

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生と、私立男子進学校中学3年生の姉弟のママ。

Nママ

私立男子進学校高校1年生と、私立女子進学校の中学2年生の兄妹のママ。

Hママ

私立女子進学校を卒業した大学1年生と、同じ学校の中学3年生の姉妹のママ。