進学通信2017年10月号

今月のテーマ
中学受験と 私立中高に かかる お金の話

私立中学に入学させるには、入学金や学費のほか、塾代や受験費用もかかります。それでも私学を選ぶのはなぜなのでしょう。先輩ママに中学受験と私学に関するお金の話をお聞きします。

【3】学校によって 意外に異なる校納金

併願する学校を決める時に、入学金の納入期限は考慮に入れましたか?

 

 

Hママ

あまり考えませんでした。もし必要になったら払うという感覚で。けっきょく、無駄になることはありませんでした。

 

 

Aママ

私はかなり考えました。併願校で気になっていた学校がありましたが、第一志望校より納入期限が早かったので、別の学校に出願。 でもその学校は倍率も高く、抑えのつもりが不合格に。もし気になっていた学校を受けて合格していたら、ダブル出願していた翌日は、レベルの高いほうを受験できたかなと思います。「ケチらなければよかった」と思いました。けっきょく低いほうを受けることになったので。

 

難しい選択ですね。ダブル出願は、同じ入試日にあらかじめ2校出願しておいて、どちらかを受験するということですね。

 

 

Aママ

はい。1校分の受験料は捨てることになります。

 

入学金のほかに、寄付金を募る学校もあるようですが。

 

 

Aママ

下の子の学校にはありました。先輩ママに聞いたところ、払っていない人はいないということなので、1口納めましたね。

 

Nママ

上の子の学校は完全に任意で、親御さんが卒業生とか、ご兄弟で入っている方以外はお支払いしている方が少なかったので、ウチも納入しませんでした。 下の子の学校は、合格発表の書類の中に、寄付金の申し込み書が入っていて、入学前の説明会の時に提出するようになっていたのです。 任意とは書いてありましたが、一応準備して持って行ったところ、その申し込み書を出さない人はいないという状況でした。

 

皆さん寄付金を納める意思表示をされていたということですね。

 

Nママ

はい。持って行っておいてよかったと思いました。1口数十万円という単位です。

 

Hママ

娘の学校も任意ですが、誰も寄付していない雰囲気でした。ウチは子どもを2人入れたので、下の子が入学した時に寄付をしました。でも、そんなに金額は高くなくて、1口数万円。学校によって違うんですね。

 

授業料の金額は、受験校を決める時に参考にされましたか?

 

Nママ

子どもが2人いるので、あまり学費が高いと困ると思いましたが、大学付属校に比べるとウチの子どもたちの学校は比較的安く、学校による差はそこまでないのかなと思いました。

 

Hママ

ウチの子の学校の授業料は年間60万円ぐらいです。

 

Aママ

娘の学校はもっと安く、ひと月3万円台でした。息子の学校は年間80万円ぐらいですね。

 

かなり違いがありますね。

 

Aママ

でも、娘の場合は、大学受験の塾代がものすごくかかりました。高3の時には個別だけで月に10万円以上、ほかにも英語の塾に通っていました。

 

Nママ

娘の学校は学校の指導が行き届いているようで、高校生の先輩も含め、塾に通う人はほとんどいないようです。

 

Hママ

上の娘は、高2まで週5日部活に打ち込んでいて、最後の1年間だけ塾に通いました。学校でも講習などをわずかな講座料で開いていただいていましたが、部活のためほとんど参加できなかったようです。

Aママ

私立女子進学校を卒業した大学2年生と、私立男子進学校中学3年生の姉弟のママ。

Nママ

私立男子進学校高校1年生と、私立女子進学校の中学2年生の兄妹のママ。

Hママ

私立女子進学校を卒業した大学1年生と、同じ学校の中学3年生の姉妹のママ。