進学通信2017年9月号

今月のテーマ
わが家はこうして受験校を選んだ

受験生家庭は、本格的に受験校を決める時期になってきました。第一志望校から併願校まで、確定している人も、まだまだ絞り切れていない人もいるでしょう。先輩ママたちがどのように受験校を選んだのか、うかがってみました。

【5】入学してわかる学校の本当の魅力

校納金も学校によって差がありますが、費用面は考慮に入れましたか?

 

Yママ

学校選びの際には、校納金の金額はあまり見ていませんでした。入学金の納入期限は見ていましたけれど。合格発表のスケジュールで、入学金を払うタイミングをシミュレーションし、できるだけ無駄が出ないような受験パターンを組むようにしました。
けれども、どうしても志望順位の低い学校の納入期限が先にきてしまうことになるのです。もし入学金を先に納めることになっても、無駄にするのは1校までにしようと考えていました。
実際に、上の子の時は1校分が無駄になりました(笑)。下の子の時は、最後まで受験する学校を決められず、ダブル出願をして、受験料を1校分余分に払いました。

 

Sママ

入学金の納入期限はかなり考慮しました。第一志望校の合否日程を基準にし、入学金を待ってくれる学校を選んで受験スケジュールを組んでいきました。校納金額が高い学校は、ほかに選択肢があるときは、はずしました。

 

入学後に、学校の印象が変わったことはありますか?

 

Sママ

長男の学校は、入学前はもっと勉強させる学校だと思っていたのに生徒個人にお任せで、想像以上に自由な校風でした。娘の学校は、今度こそ面倒見のよい学校だと思っていましたが、自己管理を重視する自由な学校でびっくり。次男が入学したのは、ようやく思った通りで、ていねいに指導をしてくれる面倒見のよい学校のようです。入学前の説明では、実態はなかなかわからない面もありますね。

 

Hママ

新しい教育を取り入れることに熱心な学校だと思っていましたが、意外にしっかりと基礎的なことを行っているなと感じます。また、授業の進度がとても速いので驚いています。校風については、印象と異なるということはありません。

 

Yママ

本人の希望で第一志望校にした次男の学校ですが、学校行事などに非常に熱心で、マイペースな息子には合わないのではないかと思っていました。でも、息子は適応していきましたね。
また、生徒たちはお互いをリスペクトし合う雰囲気があって、みんな自分の居場所がどこかにあるんです。入学してみて、結果的に息子に合っていたなと思いました。

 

Tママ

息子の入学した学校は、実は、私は学校説明会も行事も行っていないんです。願書を出す直前に、友人の話を聞いたり、塾の先生に勧められたりして選択肢に入れた学校でした。
ノーマークでしたが、入学してみたら本当に息子に合っているんですね。ゆったりした校風で先生方が温かく、子どもたちに対する愛情の深さが伝わってくるんです。大学受験に関してもしっかり見てくださるということなので、とても恵まれていると思います。
 事前に学校を調べることは大切ですが、ある意味、導かれるように縁のあった学校に入学することになるのかなという気もします。

 

入学するまで合うかどうかわからなかったけれど、入学してみたら、学校がお子さんに合っていたという話もよく聞きます。
入学前に学校を調べても、そのすべてがわかるわけではありません。それでも、わが子に合う学校を探すため、子どもの個性を見つめ、学校を見る目を養うことは決して無駄にはならないはずです。
できるだけたくさんの選択肢を持ち、縁のある学校との出会いを大切にしたいものです。

Hママ

大学1年生の長男と、長男の卒業校でもある私立共学進学校中学3年生の長女のママ。会社員。

Tママ

私立男子進学校中学2年生の長男、公立小学校5年生の次男、4歳の長女のママ。起業し会社経営を行う。

Yママ

私立男子進学校を卒業した長男と、別の私立男子進学校中学3年生の次男のママ。会社員。

Sママ

大学2年生の長男、私立女子進学校中学3年生の長女、私立男子進学校中学1年生の次男のママ。パート勤務。