進学通信2017年9月号

今月のテーマ
わが家はこうして受験校を選んだ

受験生家庭は、本格的に受験校を決める時期になってきました。第一志望校から併願校まで、確定している人も、まだまだ絞り切れていない人もいるでしょう。先輩ママたちがどのように受験校を選んだのか、うかがってみました。

【2】学校見学での見るべきポイント

文化祭や学校説明会などの機会に、学校見学をされたと思います。何校ぐらい行かれましたか?

 

Sママ

上の子の時は15校、真ん中の子は30校、下の子は25校と、かなり精力的に見ました。

 

Hママ

すごいですね。私は上の子の時は1校だけです。それも説明会だけで、学校行事には行きませんでした。
下の子の時は、上の子が通う学校を受験させたかったので、何度も行事に足を運びましたが、逆に説明会には行きませんでした。

 

学校に足を運んだ際には、何を見ればいいのでしょう。

 

Sママ

最初はよくわからないと思いますが、何校も足を運ぶうちに、その学校の雰囲気が感じられるようになります。
私は、自分が感じた雰囲気を一番大事にしていました。学校ごとに違う魅力があり、一長一短という面は否めませんが、たくさん見ることによって、自分が何を大事にしたいかがわかってくるのだと思います。

 

回数を重ねると、徐々に自分なりの基準ができてくるのですね。

 

Sママ

学校行事やオープンキャンパスで生徒の姿を見ることができる時は、学校が生徒にどこまで任せているかに注目しました。
生徒の自主性という面はもちろんですが、先生の見守り姿勢も気になります。ある学校でトラブルがあって、見学に来ていた小学生が泣き出したことがありました。それは、先生が対応するべき問題だと思ったのですが、なかなか先生は出てこられず、目が行き届いていないのではないかと思いました。
人によって何を大事にするかは違い、友人はトイレのきれいさや、ロッカーの鍵の状態をチェックしていましたね。

 

Yママ

私は7、8校見に行ったと思います。学校に行った時は、生徒の雰囲気を見るようにしていました。息子がこの中に入って合いそうかなという視点ですね。
説明会や学校行事の時は、生徒も普段の姿とは違うかもしれないので、はっきりとわかるわけではありませんが……。
もちろん先生のお話にも注目しました。資料だけではわからない学校の魅力を先生のお話から感じ、志望順位が上がることもありましたよ。

 

Tママ

説明会には4、5校行きました。校長先生のお話で、生徒にかける思いが伝わってきて、いいなと思うことがありました。本当に子どもを大事にしていると感じられるお話には、感銘を受けますね。
伝統校の先生はおっしゃることも深くて、卒業生との関係などの話をうかがうと、それは代えがたい財産なんだろうなと思いました。
新しく伸びている学校にも好感を持ちましたが、他校の学校名を出して暗に自慢をされると、ちょっと残念な気持ちになりましたね。
それから、それまで好印象の学校だったのに、文化祭で在校生のお母様方が活発に仕切っていらっしゃるようすを見て、私の望む校風とは少し違うなと思ったこともあります。

 

自分なりに気になるところをチェックすることで、学校の特徴をしっかり捉えることができるのですね。

Hママ

大学1年生の長男と、長男の卒業校でもある私立共学進学校中学3年生の長女のママ。会社員。

Tママ

私立男子進学校中学2年生の長男、公立小学校5年生の次男、4歳の長女のママ。起業し会社経営を行う。

Yママ

私立男子進学校を卒業した長男と、別の私立男子進学校中学3年生の次男のママ。会社員。

Sママ

大学2年生の長男、私立女子進学校中学3年生の長女、私立男子進学校中学1年生の次男のママ。パート勤務。