進学通信2016年11月号

今月のテーマ
男子校ママ・女子校ママに聞きました
男子校・女子校の特色と気になる学校生活

共学の小学校に通うお子さんが多いと思いますが、私立中学・高校には男子校や女子校があります。「男子校」「女子校」にはどんな特色があるのでしょうか。また、生徒たちの学校生活はどのようなものなのでしょう。先輩ママたちに学校のようすをうかがってみました。

【3】男子だけ、女子だけで楽しい!! 男女交際をどう考える?

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Hママ

共学のママたちの集まりでは男女交際のことも話題になることが多いようで、お母さんたちが、今誰と誰がつき合っていて、あの子たちは別れたらしいなどといった情報も交換しているようです。それは女子校の学校内にはない話題ですね。私は、娘たちの在学中に、そういう話に興味を持つことはありませんでした。

 

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Sママ

地元の公立中学に通うお子さんたちが、平気で夜7時とか8時に、男女混ざった集団で街を歩いていると聞くと、親御さんは心配だろうなと思います。

 

男子校・女子校生徒の、異性への関心はどのようなものなのでしょう。

 

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Sママ

娘の学校の文化祭に行くと、舞台発表で、女子生徒が男の子のアイドルに扮して歌ったりダンスをしたりしていました。それを見ていた観客の女子生徒たちが、黄色い声援を送っているんです。ほんとうにアイドルが来ているのかと思うほどの騒ぎでした。来場していた他校の男子は、そのようすを見て後ろのほうでドン引きしていましたね(笑)。

 

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Yママ

私自身のことなんですが、女子校って、男の子っぽい女子と、女の子っぽい女子になんとなく分かれるんです。私は背が高いので、どちらかというと男子っぽくみられるタイプだったと思います。バレンタインデーとかに女の子からチョコレートをもらったりしていました(笑)。それはそれで楽しかったのですが、自分のためには、大学は共学に身を置いたほうがいいかなと思いました。

 

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Sママ

息子は6年間、女子の友達はいなかったようです。もう少し女子との交流があったほうがよかったんじゃないかなと思うぐらい。

 

男子校・女子校は、「男子だけで遊んでいて楽しい」とか、「女子だけで盛り上がれる」などといった世界が広がっていそうですね。

 

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Yママ

ただ、男子校でも異性の友達がいる子はいます。塾とか文化祭で知り合うようですね。

 

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Sママ

男子校にも女の子と話すことに対してガードがないというのか、彼女とかではなく、女の子の友達を自然に作れる子がいますよね。

 

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Yママ

いずれは彼女もできてくれないと困りますけど、上の子は高3なので、今じゃなくてもいいかなと思います(笑)。実は先日、学校で進路に関する説明会がありました。その中で、先生から保護者にお願いしたいこととして、「男子の失恋」という話があったのです。それは、「男子は失恋するとなかなか立ち直れない」という話でした。「この時期にそういうことがあると、親はイライラして『いつまでもひきずっていないで早く勉強に打ち込みなさい』と言いたくなりますが、そうするとますます長引くので、そっとしておいてください」ということです。女子が失恋しても、すぐに切り替えられる子が多いのに対し、男子はナイーブなのですね。

 

そんなお話も学校で聞けるのですね。お母さんたちにとって、あまりわからない男の子の心理を知ることができたのではないでしょうか。

 

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Hママ

上の娘は、卒業してから出会った共学出身の女子とは「ノリが違う」と言っていました。彼女たちは、「夕日に向かって叫ぶような乾いた太陽のにおいがする」のだそうです。おそらく、「青春らしい青春を送ってきた人」という意味なのでしょう。それは自分たち女子校出身者にはないものだと感じているようでした。娘は、大学では女子よりも男子の友達がたくさんできたようです。男子の多い学部だったということもありますが。女子は共学出身者が多く、その子たちとは仲良くなりにくかったのかもしれません。

 

今月の先輩ママ

Sママ

私立男子進学校を卒業した大学1年生の長男、私立女子進学校中学2年生の長女、公立小学校6年生の次男、3人のお子さんのママ。
「男子校・女子校ならではの学校行事が経験でき、学習面は男女の特性を生かした指導で、効率的に学べるようです」

Yママ

私立男子進学校高校3年生と別の私立男子進学校中学2年生の兄弟のママ。
「息子からは学校の情報が得られないと思い、中1からPTAの役員を引き受け、学校に行く用事を作っていました」

Hママ

それぞれ別の私立女子進学校を卒業した姉妹のママ。長女は社会人、次女は大学1年生。
「娘は、卒業後に出会った共学出身の女子と、自分たち女子校出身者には違いがあると感じているようです」