進学通信2016年11月号

今月のテーマ
男子校ママ・女子校ママに聞きました
男子校・女子校の特色と気になる学校生活

共学の小学校に通うお子さんが多いと思いますが、私立中学・高校には男子校や女子校があります。「男子校」「女子校」にはどんな特色があるのでしょうか。また、生徒たちの学校生活はどのようなものなのでしょう。先輩ママたちに学校のようすをうかがってみました。

【2】学校の話をなかなかしない男子 保護者が集まり情報交換

ほかに、入学後に気づいたことはありますか?

 

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Sママ

息子の男子校には女性の先生が数人しかいなくて、ほとんどが男性の先生でした。この年頃の男子生徒には、やはり威厳のある男の先生のほうが適していると考えられているのかなと思います。一方、娘の女子校は、女性の先生が多いのかと思っていたら、約半数が男性の先生でした。女子生徒は、男性の先生に対して陰で辛辣な評価をしたり、あだ名をつけたりしています(笑)。

 

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Hママ

女子校では、共学なら男子がやるようなことも女子だけで行うので、力仕事などもできるようになると言いますね。文化祭で段ボールの片づけなどができるようになった下の子が、身内の引っ越しの際にてきぱきとその力を発揮してくれたのは助かりました。まあいざとなれば、共学、女子校に関わらず、必要に応じてできるようになるとは思いますけど。

 

この時期の男子は、あまり家で話をしなくなることも多いようですが。

 

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Yママ

下の子はそういうタイプで、帰宅後はすぐに自分の部屋に行ってしまいます。上の子は、わりによく話すほうではあるのですが、学校から言われた提出物のことなど、肝心のことはなかなか話しません。手紙をもらっても、忘れてしまうみたいなのです。ときどきカバンの中を調べると、下のほうからくちゃくちゃになったプリントが出てくるという始末で……。

 

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Sママ

男子校ならではだと思いますが、母親同士のネットワークが多いことは特徴かもしれません。保護者の集いがたくさん組まれるのです。

 

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Yママ

確かに。ウチの子の学校でも驚くほどあります。地区別だったり、クラスや部活だったり、いろいろなグループで集まりがあります。PTAの役員に参加していれば、そこでも。私は学校の情報が入ってこないことが心配だったので、上の子の中1のときに役員に立候補しました。そこでいろいろな話を聞けて有意義だったのですが、2年ほどして役員をやめてからも集まりは多く、今も月に2回ぐらいは出かけています(笑)。そうこうするうちに下の子が中学に入学して、そちらでも集まりがあるので、日程調整が大変。両方合わせると、毎週のように何らかの集まりがあります。

 

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Sママ

ウチも部活やクラスなど、子どもが所属しているところからお声がかかる仕組みになっています。代々のお母様が築いてこられたのでしょうね。ある程度の時期になると、今度は個人的にランチや飲み会のお誘いがきて、予定がぎっしりに(笑)。

 

男の子のお母さんたちは、そういう場で情報交換をされるのですね。

 

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Sママ

はい。下の子が女子校に入学してみると、学校主催の保護者会や保護者同士の集まりが、上の子の学校ほどひんぱんにありません。こんなに違うんだと驚きました。

 

女子は、保護者が集まらなくても安心できるということでしょうか?

 

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Sママ

そうだと思います。学校のことなども、聞けば娘は答えてくれますからね。

 

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Hママ

共学に通う男の子のお母さんは、女の子のお母さんから情報を聞くためによく集まっていると言っていました。娘が共学に通っていたら、私もそういうおつき合いが多くなっていたかもしれません。

 

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今月の先輩ママ

Sママ

私立男子進学校を卒業した大学1年生の長男、私立女子進学校中学2年生の長女、公立小学校6年生の次男、3人のお子さんのママ。
「男子校・女子校ならではの学校行事が経験でき、学習面は男女の特性を生かした指導で、効率的に学べるようです」

Yママ

私立男子進学校高校3年生と別の私立男子進学校中学2年生の兄弟のママ。
「息子からは学校の情報が得られないと思い、中1からPTAの役員を引き受け、学校に行く用事を作っていました」

Hママ

それぞれ別の私立女子進学校を卒業した姉妹のママ。長女は社会人、次女は大学1年生。
「娘は、卒業後に出会った共学出身の女子と、自分たち女子校出身者には違いがあると感じているようです」