進学通信2016年9月号

今月のテーマ
9月からの 受験生活と 学習の進め方

中学受験をする理由や教育に関する考え方は家庭によって違いがあり、受験への向き合い方もさまざまです。
今年の春、 中学受験を経て私立中学に入学したお子さんを持つママたちに、中学受験を振り返っていただき、秋からの受験生活について経験談をうかがいました。

【3】受験生らしくなった 9月からの学習に向かう姿勢

昨年の9月以降のお子さんのようすはいかがでしたか?

Nmama

Nママ

夏休みは、夏期講習と塾の自習室で過ごし、勉強はほとんど塾でしていました。9月からも、学校が終わると家に帰らずそのまま塾に行き、自習室をフル活用していましたね。わからないことがあれば、その場で塾の先生に質問し、解決できるので、家で勉強するよりも効率がよかったようです。

学習計画はどのように立てていましたか?

Nmama

Nママ

自分で計画を立てるというよりも、塾で与えられる課題にのっとって、レールにのってやっていくような感じでした。

 
 

Mmama

Mママ

夏休みに6年生の内容を先取りで学習したので、小学校の授業は復習のような形になり、学習内容の理解度が高まったように感じました。9〜10月になると、小学校のテストの点数が上がりましたね。以前は、80点代の後半をとると「よかったね」と言っていたのが、その点数では「納得いかない」というふうに変わっていきました。

Hmama

Hママ

点数などの成果はわかりませんが、この時期には、机に向かうという姿勢は身についていたように思います。娘は私に「勉強しなさい」などと言われることを嫌がる子なので、私は何も言わずにいたのですが、自分から進んで勉強するようになりました。 姉妹で性格が異なり、上の子があおればあおるほど、たきつけられてやる気を出すのに対し、下の子は私が何か言うと萎縮してしまうタイプ。私のペースには乗ってこないので、ある意味頑固なのかもしれません。

学習面でお母さんが協力したことはありますか?

Hmama

Hママ

受験が決まってからは、心配になったので私も何か手伝った方がいいのかと塾の先生に相談したところ、「お母さんは何も言わなくていいです」と言われました。何か言うと、子どもといざこざが起こったり、親が圧力をかけてしまったりして、受験生の子どもにはよくないということでした。それを聞いて気が楽になり、私は気分転換とかリラックスする場面を中心に協力することにしました。

健康管理などの面はどのようにしていましたか?

p142

Hmama

Hママ

睡眠不足だと思ったときは、昼寝をさせるようにしましたが、自分でもこまめに「15分だけ昼寝する」と言って、タイマーをかけて寝ていましたね。「15分寝ると目覚めがよくて、効率がいい」と何かで読んだみたいです。「起こして」と頼まれたときは、私は1回言って起きなかったら放っておくんです。それで塾に遅刻したこともありましたが、先生に自分で理由を言わせました。

 

Mmama

Mママ

私は、がみがみ言わないようにはしていましたが、毎日、どこまで勉強したかというチェックはしていました。批判的なことは一切言わずに、進捗状況の報告をさせるという感じですね。あとは、本人が苦手だと思っている算数の「苦手意識」を取り除くための〝刷り込み〟をしました。算数をもっと勉強して伸ばしてほしいのに、どうしても本人が得意だと思っている国語に力を入れたがるのです。でも実は算数のほうが得点が高いので、「よくできているね」とほめました。それが受験に効果があったかどうかはよくわかりませんでしたが、私の勘は案外当たっていたようで、中学入学後、「私、数学が得意みたい。理系に行くかもしれない」と言っています。刷り込みはいつ開花するかわかりませんね(笑)。

今月の先輩ママ

Nママ

私立女子進学校中学1年生と、私立男子進学校中学3年生のママ。専業主婦。ご主人との4人家族。
「通塾は小3から始めた一般的なパターンです。2人の子どもの受験はまったく違うものでした」

Hママ

私立女子進学校中学1年生と、高校受験をした私立高校3年生の2人の女の子のママ。専業主婦。ご主人との4人家族。
「小学校の基礎固めを目的とした塾通いでしたが、小6の11月に受 験することを決めました」

Mママ

私立女子進学校中学1年生と、幼稚園年長の男の子のママ。パート勤務。ご主人との4人家族。
「本人と徹底的に話し合って小6の6月から通塾を開始しました。 我が家の中学受験は短期決戦タイプです」