進学通信2016年7月号

今月のテーマ
お父さんから見た 中学受験と父親の役割

お子さんの中学受験を経験した保護者のお話には、わが子への思いが込められていると感じます。
いつもはお母さん方にお話をうかがっていますが、今回はお父さんの視点でとらえた中学受験に焦点を当ててみました。
お父さん方は、子どもの中学受験をどのように考え、どんな関わり方をされたのでしょうか。

【1】個性に合わせて中学受験 居住地の環境もきっかけに

まず、お子さんに中学受験をさせた理由をお聞かせください。

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Tpapa

Tパパ

次男が通っていた学習塾で受験を勧められたのがきっかけでした。本人に聞いたら「受験したい」と言ったので始めたのです。小5からのスタートでした。妻がもともと子どもに留学をさせたいという希望を持っていたので、私学ならそれがかないやすいと考えたことも、理由の一つです。

Ypapa

Yパパ

私も家内も中学受験を経験しているので、受験自体は身近に感じていました。ただ、娘は性格的に中学受験に向いていないと思ったので公立中学に進学させました。息子は向いていると思ったのと、小4の秋にいくつか私立中学に連れて行ったところ、本人が「ここに入りたい」と言った学校があったので、受験させることに決めました。

 

小4の秋に目標が定まり、受験勉強を開始したのですか?

Ypapa

Yパパ

通塾は小5からですね。ただ、以前から学校の教科書以外のテキストを使って家で勉強していましたし、小4では受験用のテキストを家内から与えられ、自分で楽しんで取り組んでいました。志望校が決まると、そこに行くにはどうしたらいいのかを自分なりに調べて、塾はここがいいと本人が決めてきました。

 

しっかりされていますね。

Kpapa

Kパパ

ウチは、通わせていた地元の小学校が、子どもにあまり勉強させないので不安になったことがきっかけでした。普段の宿題はほとんど出ませんし、夏休みの宿題もないのです。息子は楽しく遊んでいましたが、「このままで大丈夫なの?」と心配になりました。

 

もともと私立中学に行かせるつもりはなかったのですか?

Kpapa

Kパパ

頭の片隅にもありませんでした。でも、このままでは漢字も計算もできなくなってしまうのではないかと危機感を持ったんです。それで小5の秋ごろから学習塾に行かせ始めました。小6になって、家内が地元の中学の評判を聞いてきたら、荒れているわけではないけれど、あまり勉強熱心ではなく、スポーツが盛んということがわかりました。息子はそんなにスポーツが得意なほうではないのでどうしようかと考え、中学受験へと方向を変えたのです。息子はのんびりしていたので、受験に向かわせるように家内が誘導したようですね。

 

6年生になってから受験勉強を始めたわけですね。

Kpapa

Kパパ

そうです。どうせ受けるなら、そこそこの学校に入らないと意味がないと僕は思っていましたが、最初のうちはお話にならないような偏差値でした。息子は夏休みぐらいからだんだん受験の意味がわかってきて、行きたい学校も決まり、成績も伸びていきました。残念ながら第1志望には届きませんでしたが、第2志望校に通っています。

 

短い期間でがんばりましたね。

Kpapa

Kパパ

娘は兄を見ていたので、自分も受験するものだと思っていたようで、自然に中学受験することになりました。通塾は小4の夏から始めましたが、行ってみたら塾が楽しくて、喜んで通っていましたね。娘は第1志望校に合格しました。

 

 

今月の先輩パパ

Tパパ

2人の男の子のパパ。埼玉県在住。会社役員。次男が中学受験を経験し、私立共学進学校を卒業して現在大学3年生。長男は会社員。奥様との4人家族。
「子どもの受験には積極的に関わり、僕自身が楽しませてもらいました。」

Yパパ

女の子と男の子2人のパパ。東京都在住。自営業。長女は大学2年生。長男が中学受験を経験し、現在私立男子進学校の高校2年生。奥様との4人家族。
「合格後、感動したのは子どもからの感謝の言葉です。」

Kパパ

男の子と女の子2人のパパ。千葉県在住。自営業。2人とも中学受験を経験。長男は私立共学進学校の高校2年生。長女は別の私立共学進学校に通う中学2年生。奥様との4人家族。
「私学では、熱心でユニークな教育が行われていることを知りました。」