進学通信2015年12月号

今月のテーマ
入試直前から本番まで 受験生ママの健康管理術

いよいよ入試が目前にせまってきました。お子さんの健康管理は万全ですか? 受験生本人であるお子さんだけではなく、家族の健康についても気になりますね。先輩ママたちの入試直前期の体験談を、ぜひ参考にしてみてください。

4)勉強はあまり無理をせず睡眠をしっかりとることを優先

この時期は勉強の追い込みをかけるのと、ゆったり過ごすのとではどちらがいいのでしょうか。

 

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Yママ

お子さんによると思います。ウチは、1月の受験が終わるとのんびりしてしまってペースがくずれたと思い、最後の1週間は、好きな算数を中心にやらせるようにしました。好きな科目をやっているときは頭がいきいきして、苦手な科目にもいい影響があったような気がします。苦手な科目が気になりますが、ウチの場合は苦手なものばかりやっていると、全部が不調になってしまう傾向がありました。

 

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Sママ

長男は、年が明けて3学期に入ると、それまでのハードな模試や授業のスケジュールにバテてしまったのか、体調がすぐれない状態になってしまいました。なんとなく風邪っぽい感じで、咳がなかなかひかず、ときどき微熱が出るという具合だったので、1月は身体を休ませるようにしたんです。体調は完全に回復しないまま入試を受けましたが、無事に合格。受験が終わったら体調も良くなりました。受験にはスタミナが大事だと痛感しましたね。

 

スタミナをつけるにはどうすればいいのでしょう。

 

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Sママ

長男は小6の初めまでスポーツをしていたので、それなりに体力はあったと思いますが、運動だけではないのでしょうね。直前期にはもう身体を鍛えることはできませんから、とにかくこれ以上体調を悪くしないようにと、睡眠をとらせることを心がけ、勉強のことは言わないようにしました。実は、この時期に息子はゲームもしていました。

 

やはり身体だけではなく、メンタルのケアも大事にされていたのでしょうか。

 

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Sママ

そうですね。この時期は、親子ともカリカリしないで穏やかな気持ちで過ごしたほうがいいと思います。

 

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Yママ

多少勉強量が減っても、体調管理とか精神面の安定のほうが大事でしょうね。あまり直前にあわてて勉強しても、本人が疲れてしまい本番で力を出せなくなってしまっては本末転倒ですからね。
ただ、次男のときは受験校がなかなか決まらなかったこともあって過去問をやらせなくてはという焦りがあり、のんびりさせたいと思いつつ、もう少し勉強させたいと私は葛藤していました。本人のストレスにならない範囲で、ペースをくずさず上手に勉強させることができればいちばんいいのでしょうね。

 

入試直前の時期に、ほかに気になったことはありますか?

 

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Hママ

女の子なので、生理の問題がありました。長女はすでに始まっていて順調だったので心配なかったのですが、次女はまだ始まっていなかったので気がかりでした。知り合いのお子さんが、試験当日生理になってショックを受けたという話を聞いていたので心配になってしまって。いざというときのセットを受験バッグに入れたほうがいいのか、へたに持たせたり、本人に言ったりして意識させるのもよくないかなとか、ずいぶん考えましたね。結局、朝の時点で始まっていなければ大丈夫と思うことにして、持たせませんでした。結果は問題ありませんでしたが、管理できないことなので、悩みました。

 

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Yママ

息子の友達で、試験中に鼻血が出て、試験用紙が血だらけになってしまったという男の子がいました。本人はそれで動揺してしまい、志望校に合格できなかったということです。試験会場では思わぬことが起こることもあります。シミュレーションすることは大事ですね。

 

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Sママ

娘のことなのですが、面接があるので、ブレザーとスカートという、普段は着ない制服風の洋服を用意していました。ところが、娘は入試直前期に太ってしまって、当日の朝着てみると、なんとその服が入らなくなっていたんです。代わりの服もないですし、本当に焦ってしまいました。急いでコンビニで安全ピンを買ってきて、途中までしか上がらないスカートのチャックをなんとか留めて、試験会場に送り出しました。こういうこともあるので、3日ぐらい前に、一度試験日に着る服を着せてみた方がいいと思います。

 

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Hママ

試験当日の服装は考えますよね。ウチも面接があり、次女のときは、スカートは寒いので、カットソーとジャンパースカートにボレロ、それにスパッツという組み合わせにしたのです。足元は暖かくなりますが、その格好だとまわりから浮く可能性があるんですね。当日まで試験会場の様子はわからないので、防寒対策と、まわりから浮かないことのどちらをとるか、考えどころでした。娘はマイペースな子だったので、ほかの子と違う格好をしていても平気でしたが、気にするお子さんだと悩むでしょうね。

 

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Yママ

男子は面接のあるところが少ないので、だいたい普段着で来ている子が多かったですね。息子は寒がりなので、薄手の防寒下着を愛用していました。風邪予防にもなるので、小6の冬が始まった時期から着させていました。

 

寒くて体調をくずすことも心配ですし、試験会場は暖房が効いて暑いくらいの場合もあるようです。入試当日の服装は、調節がしやすいことも考慮したいですね。
お子さんが存分に実力を発揮できるよう、入試当日を心身ともに健康な状態で迎えるためにお母さんの気遣いは続きます。親御さんの体調管理もどうぞ忘れずに。入試まで、あともうひとがんばりです。

今月の先輩ママ

Hママ

私立女子進学校、私立大学を卒業した社会人の長女と、別の私立女子進学校高校3年生の次女、2人姉妹のママ。ご主人との4人家族。
「心がけたのは、ピリピリしないように、できるだけ普段通りの生活をすることです」

Yママ

私立男子進学校高校2年生の長男と別の私立男子進学校中学1年生の次男の2人兄弟のママ。ご主人との4人家族。
「夫がときどき風邪をひいて帰ってくるので、朝は窓を開けて換気するのが日課でした」

Sママ

私立男子進学校高校3年生の長男、私立女子進学校中学1年生の長女、公立小学校5年生の次男の3人のお子さんのママ。ご主人との5人家族。
「もっぱら除菌グッズを活用して、風邪やインフルエンザを遠ざけるようにしていました」