進学通信2015年10月号

今月のテーマ
受験生活でママのストレスは倍増する!?
解消するためのそれぞれの工夫とは

長い受験生活。お子さんも大変ですが、ママたちの心労も計り知れないものがあります。
「勉強がはかどらない」「子どもとぶつかってしまう」「成績が上がらない」「志望校が決まらない」「家族が協力してくれない」「小学校やママ同士のつきあい」などなど、中学受験のまわりには、ストレスの元がいっぱい。
先輩ママたちはどのようにストレスを解消していたのでしょうか。

4)中学受験時代のストレスは 思い出に昇華されていく

お子さんの中学受験のころに感じたストレスを振り返って、今はどう思われますか?

 

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Fママ

もっと自分自身が余裕を持っていればよかったなと思います。私はそれほど受験にのめり込んでいないつもりでしたが、当時は視野が狭くなっていたのでしょうね。

 

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Eママ

成績は上がるものだと思っていましたが、どんどん下がっていく娘の成績表を見ると、平常心ではいられませんでした。今思うと、なんでそんな気持ちになったのだろうと思います。

 

一歩引いてみれば違ったのでしょうか。

 

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Eママ

「中学受験のときの成績で一生が決まるわけでもない」と頭ではわかっていても、どこか追いつめられるような心境になるのです。不思議ですね。今は、入った学校が子どもに合っていればよいのだと実感できるのですが……。

 

第一志望校に入れたい、入れなくてはと思う気持ちが強くなってしまうのかもしれませんね。

 

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Yママ

中学受験生時代は「合格」という目標がありました。今通っている私立中高でも常に成績や順位、偏差値が出てくるので、それを気にすることは、当時とあまり変わりません。小学生と中高生で変わったことと言えば、よりいっそう本人がやる気を出さないと、どうにもならないということです。そういう意味では、今のほうが、一線を引いて見ていられる面はありますね。

 

今はお子さんにやる気は見られますか?

 

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Yママ

最近は、私が何か言っても、ろくでもない言い訳しか返ってきません(笑)。高1の長男は、「大学受験のためには最後の1年でがんばったほうがいいんだ」とか、「今はやる時期ではない」とか言っています(笑)。彼が私に一番言いたいのは、「放っておいてくれ」ということみたいですね。
先日も、試験前だったので「勉強しないの?」と聞いたら、「そんなに勉強させてどうなってほしいわけ?」と言われ、もう何も言えませんでした。小学生のときは、もう少し私の言うことに従ってくれたのに……。今から思うと、子どもにとっても、私にとっても中学受験はいい経験だったなと思います。

 

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Fママ

私はあまりうるさく言わないようにしていましたが、もっと受験勉強に口出ししておけばよかったなとも思います。でも、勉強に手を出したら、どこで手を引けばいいのかわからなくなってしまったでしょう。けっきょくはこれでよかったのかもしれません。これまで「本人が勉強しないなら、それも実力のうち」という考えで、自分の力だけでできることをさせるようにしてきました。もちろん経済面とか、塾の先生に事前にお願いごとをするなど、スムーズに受験勉強を進めるための協力はしましたが、必要以上に私が力を貸すことはしませんでした。大学受験まではなんとか親が手を出せても、就職活動のときに親が一緒に面接に行くわけにはいかないので、今のうちから彼女が自分の力で自分の道を歩むための練習をさせたいのです。

 

子どもの自立に結びつくお考えだと思います。

 

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Yママ

兄弟を見ていて思うのですが、親が受験にのめり込んでも、そうでなくても、子どもへの影響はそれほど大きくないのかもしれません。長男は、最初の受験だったので私もある程度のめり込み、次男は性格的なこともあって一線を引いていたのですが、長男が「弟は、ほったらかされてかわいそうだ」と言ったのです。

 

上のお子さんは受験に関わってもらったことを、親御さんに感謝しているのかもしれませんね。

 

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Yママ

中学受験について感想を聞くと、長男は、「してよかった」と言います。次男は「ちょっと辛かった」のだそうです。わからないものですね。

 

中学受験と一言でいっても、受験生一人ひとりの個性や立場、環境によって、全く違うものなのですね。お母さんについても、ご自身のキャラクターによってストレスの感じ方は異なるようです。
受験生活まっただ中のご家庭でも、お母さんはご自分に合ったストレス解消法を見つけて、お子さんの受験に寄り添ってあげてください。

 

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今月の先輩ママ

Eママ

私立女子進学校高校1年生のママ。会社員。夫との3人家族。
「先輩ママや同じ受験生ママ友達と話をすることが一番の発散方法でした」

Yママ

私立男子進学校高校1年生と同校中学2年生の2人兄弟のママ。ピアノ講師。夫との4人家族。
「子どもが小さいころの写真やビデオを見て初心に返るようにしました」

Fママ

私立女子進学校高校1年生のママ。会社員。シングルマザー
「近所を走って、ストレス解消! 受験の悩みがちっぽけに感じます」