進学通信2015年9月号

今月のテーマ
働くママに聞きました
中学受験と仕事との両立は大変!?

中学受験では、塾の送迎やお弁当作り、学校説明会や塾の保護者会の出席など、保護者が協力する場面が多々あります。とくに、受験情報の収集や、子どもの学習管理など、一般的に“母親”の出番が多いといわれる中学受験。仕事との両立は可能なのでしょうか。お仕事を持ちながらお子さんの受験を経験された先輩ママに、お話をうかがいました。

1)時間の調整と工夫で子どもの塾通いをサポート

今回は、働くママにお集まりいただきました。まずは、お仕事の内容を教えてください。

 

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Fママ

ずっとフルタイムで働いています。子どもの中学受験前は、営業の仕事をしていました。今は職種が変わって内勤の仕事をしています。

 

営業というと、外回りなどもあったのですか?

 

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Fママ

一応勤務時間は9時から17時なのですが、営業先の書店が夜10時ごろまで開いているところもあるので、夜間の仕事もありました。そのため、ある程度自由に勤務時間を動かすことは可能でした。

 

塾の送り迎えなどはどうされていましたか?

 

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Fママ

食事の用意などは近くに住む実家の両親の助けも借りましたが、塾の送り迎えは、すべて私が行いました。夕方の早い時間に、一度仕事から自宅に戻り、車を出して娘を小学校の近くでピックアップ。塾に送ってから私は仕事に戻ります。それから2~3時間仕事をした後、9時ごろに塾へお迎えに行き、一緒に帰宅するというスケジュールでした。

 

行ったり来たりでかなり忙しそうですね。

 

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Fママ

確かにハードでしたね。そのころは、今より10kg痩せていました(笑)。現在は事務職になり、オフィスで拘束される時間が長くなって勤務中の時間の自由はなくなりました。

 

Eさんもずっと働くママを続けてこられたのですね。

 

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Eママ

はい。大学卒業後に入った会社に勤め続けています。子どもが小学校低学年のころまでは、ベビーシッターさんやファミリーサポートさんにお願いしていましたが、中学年になってそれらをやめて、塾通いを始めました。最初は、塾は半分学童保育の代わりで、放課後の居場所作りのつもりだったのです。中学受験をさせたい気持ちもありましたが、塾に行ってくれていたほうが安心という部分もありました。

 

お弁当や送り迎えはどうされていたのですか?

 

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Eママ

お弁当は必要なかったのですが、塾のある日は、学校から帰って来たら食べられるように、出勤前におにぎりを作って保温しておきました。子どもは学校から帰るとそれを食べて、ひとりで塾へ行きます。帰りは、私がちょうど仕事帰りに迎えに行くことができました。勤務時間にマッチした生活になっていたとも言えますね。
夕方のおにぎりだけでは足りないので、帰宅後一緒に軽めの晩ご飯を食べます。野菜の多い汁物やうどんなどが多かったですね。夏休みなどは、塾の講習に行くため、実家の母に手伝いに来てもらっていました。

 

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今月の先輩ママ

Eママ

私立女子進学校高校1年生のママ。新卒から同じ会社に勤め続けるフルタイムワーカー。夫は単身赴任中。
「仕事をしていたおかげで、子どもの受験だけにのめりこまずにいられたと思います」

Yママ

私立男子進学校高校1年生と同校中学2年生の2人兄弟のママ。音楽教室と自宅で教えるピアノ講師。
「休みを取りにくい仕事なので、入試期間は会社員の主人が休みをとって乗り切りました」

Fママ

私立女子進学校高校1年生のママ。シングルマザー。会社員。お子さんの中学受験期は、営業の仕事を担当。
「「仕事をすることはあたりまえ」という感覚を、子どもに与えることができています」