進学通信2015年8月号

今月のテーマ
中学受験と私立中高生活にまつわるお金事情

中学受験をするためには通塾や入試のための費用、私学に入学すると入学金や学費がかかってきます。公立中学に進むよりお金がかかるのは確かですが、それでも私学を選ぶ意味とはなんでしょう。先輩ママのお話を聞きながら考えてみませんか。

2)校納金は学校によって幅がある さらに予定外の出費も!?

私立中学に入学後、学校に納めるお金についてはいかがでしたか?

 

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Eママ

初年度の校納金は、120万円ぐらいでした。学校のホームページに書いてあったとおりの明朗会計で、制服代なども含まれていたと思います。予定していた額を超えることはありませんでした。

 

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Fママ

ウチの子の学校は入学金や月謝が比較的安いほうで、初年度の費用は70万円ぐらいだったと思います。保護者の会の会費も月1000円とリーズナブルです。

 

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Yママ</p

予定していた入学金や月謝などの校納金は100万円ぐらいでしたが、予定外の支出もけっこうありました。学校独自の保護者の会の入会金が30万円ぐらいかかりました。これは、全員加入するもので、家族に卒業生や在校生がいれば免除されるということです。また、新校舎建設のための寄付金が募られたこともあります。任意ではありますが、ほとんどの人が寄付をしているようでした。一口の金額は数万円ですが、中には何百万~1千万という金額を寄付している人もいます。

 

経済的に余裕がある方が、子どもの学校のために寄付をするということでしょうか。ほかに、予定外の出費はありましたか?

 

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Yママ

任意参加の行事がしょっちゅうあります。例えば、ロボットを作るための共同作業をする教室とか、スキー教室などです。日帰りのものもあれば宿泊を伴うものもあり、3泊の行事に参加したときは、6万円以上の費用がかかりました。
長男はいろいろなものに興味を持ち、けっこうひんぱんに参加しています。出費は大きいですが、なかなか家庭ではさせられない経験ができますし、本人が希望するのであれば、できるだけ参加させたいと思っています。

 

多少費用がかかっても子どもにさまざまな体験をさせたいと願う保護者のニーズにも応えたもので、私学らしい行事といえそうですね。
部活動に費用がかかるという話も聞きますが、どのぐらいかかっていますか?

 

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Eママ

ダンス部に所属していますが、それほどお金はかかりません。発表会などの機会ごとに1万円ほど衣装代がかかるぐらいです。子どもたちは、安いお店で衣装を購入し、自分たちでがんばって加工しています。もう少しお金を出して楽をすればいいのにと思いますが、子どもたちなりに家計に気を使っているようです。

 

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Fママ

ウチは水泳部なので、最初に水着を購入しただけ。ほとんど費用はかかっていません。

 

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Yママ

息子ふたりとも運動部ですが、思ったほどはかかっていませんね。大きい出費は合宿代ぐらいで、1回3万5000円程度のものが、それぞれ年間2回あります。細かいものでは、上の子は高校生になって試合などで行動範囲が広がり、交通費がかかるようになりました。先日も往復で2~3000円。毎週のように試合で遠征しているので、交通費もばかになりませんよね。定期券で行ける範囲にしてほしいものです。

 

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Fママ

友達のお子さんが通う私学では、吹奏楽部に入ると、アンケートがあるそうです。楽器を持っていない場合は、購入するかしないかという質問があり、「購入しない」と答えると、学校の楽器を使うことになって自動的にチューバなどの大きな楽器の担当になるのだとか。「購入する」と答えた友達は、お子さんがホルンの担当になり、楽器代が50万円もすると言って嘆いていました。

 

スポーツでも、持ち物を一からそろえるなどして、最初にけっこう費用がかかるものもありますね。数十万円となると、なかなかポンと出せる金額ではないと思いますが、「一生の趣味になると思えば、元はとれる」という考え方もあるのかもしれません。

 

今月の先輩ママ

Eママ

私立女子進学校、高校1年生のママ。フルタイムのワーキングマザー。
「公立中学に行った人と同じ大学に進むことになったとしても、私学を選んだことに後悔はありません」

Yママ

私立男子進学校、高校1年生と同校中学2年生の2人兄弟のママ。
「学校で行われるいろいろな行事は参加するたびに費用が発生しますが、たくさんの経験ができます」

Fママ

私立女子進学校、高校1年生のママ。シングルマザー。
「遠距離通学なので、特急の指定席を利用しています。通学時間を有効に使うための必要経費ですね」