進学通信2015年7月号

今月のテーマ
中学受験の先にある私立の学校生活ってどんなもの?
-Part2-

私立の中高生とその家庭がどんな生活を送っているのか、今月も先輩ママたちにうかがいました。
中学受験をした理由や振り返ってのアドバイスなども合わせて、ぜひ参考にしてください。

3)子どもの心に寄り添い 短期決戦で乗り越えた中学受験

ところで、みなさんは、どのような理由から中学受験を決めたのでしょうか。教えていただけますか。

 

mama_S_201507

Sママ

初めは受験を全く考えていませんでした。近所の公立中学校は生徒数が少なく、環境的にも不安があったので、少し遠いけれど学校選択制で抽選のある公立中がいいかなと思っていました。ところが、6年生の秋になって、同じ小学校から一人も行かないその公立中に行くのは嫌だと娘が言い出したのです。他の小学校から入学してきた集団に入れないのが不安だと言うのですね。
かといって近所の公立中は、優秀な子が私立に行って抜けてしまうらしく、ますます不安な環境です。公立中でしっかり勉強しようという意志の強さがあれば安心なのでしょうが……。

 

どのような点が不安だったのでしょうか?

 

mama_S_201507

Sママ

近所には、小学生なのに深夜のテレビドラマを観ていたり、ラメ入りマニキュアをしていたり、小学生同士でカラオケや映画に行くような子が多いのです。易きに流れるウチの子は、そういう影響を受ける心配がありました。そこで、5年生ごろから受験とは関係なく通っていた塾の先生に勧められて、公立中高一貫校を受験してみようということになりました。結果的に、併願した私学にご縁をいただき、入学しました。

 

受験勉強の期間は短かったのですね。

 

mama_S_201507

Sママ

6年生の2学期に、分数の足し算と引き算の方法を忘れていたというようなレベルでした。私立中学受験用の勉強をしていない状態で直前期を迎えたところ、塾の先生が理科と社会科の薄いテキストを指定し、これだけやろうと指導してくださいました。12月からは、塾の先生に毎日作文を見ていただきました。働いている親はできることが少ないので、きめ細かな塾の指導には本当に助かりましたね。
1月になり、娘は「作文は自信がついた!」と言い、受験本番では、試験が終わると「楽しかった!」と会場を出てきました。私は、「受験を楽しんだのなら良かった」と思うと同時に、「受験勉強をしなかったら学力が身につかないまま小学校を卒業していたかもしれない」と思い、恐ろしくなりました。

 

今月の先輩ママ

Fママ

私立男子進学校中学2年生の兄と、公立小学校2年生の妹のママ。専業主婦。
「宿題が多く、家では夜12時ごろまで勉強し、週4日は運動部で汗を流しています。」

Yママ

中学2年生の双子(公立中学校に通う姉と私立男子進学校に通う弟)のママ。専業主婦。
「中学受験で出会った塾の先生が大好き。息子の将来の夢は、「塾の先生」だそうです。」

Sママ

私立共学進学校中学1年生の女の子のママ。ワーキングマザー。
「中学受験をしていなければ、学力がひどいことになっていたかもしれません。」

Mママ

私立女子進学校、高校2年生のママ。ワーキングマザー。
「お弁当は前の日に献立を決めて書いておくのがコツ。寝ぼけまなこでも作れます。」