進学通信2015年4・5月合併号

今月のテーマ
2015年我が家の中学受験を振り返る
受験を通して得たものは?

2020年大学入試改革に向けての節目となった2015年の中学入試。受験を終えたばかりのお母さま方に、これまでの日々を振り返っていただきました。
中学受験が受験生本人とその家族にもたらしたものとは……?

3)子どもの成長に伴走し支え続けた保護者の愛情

これまでの受験生活を振り返っての感想や、新受験生のご家庭に向けてのアドバイスをお願いします。

 

mama_N_2015045

Nママ

私から言えるとすれば、塾選びは慎重にしたほうがいいということですね。息子は小5の途中で、集団指導の塾から個別指導中心の個人塾にシフトするという大きな決断をしました。確かにそこで学力が伸びた面もありますが、実際の受験対策については、たくさんの情報も必要です。指導の方法も、子どものタイプによって、厳しいのが合っているのか、やさしいほうがいいのか…… そういう部分も見極めたほうがいいですね。

 

mama_S_2015045

Sママ

我が家も、受験生活で一番大きい出来事は転塾でした。小5の4月に引っ越しをして、以前通っていた塾の別の教室に移りましたが、どんどん成績が下がっていきました。そこで小5の11月に転塾したことが、今につながっています。以前は、親から散々言われてようやく勉強を始め、すぐに脱線してしまう娘でしたが、新しい塾に入ってからは、言われなくても宿題を始め、丸つけまで自分でできるようになり、成績も大変伸びました。最終的には、偏差値で20近く上がりました。学校選びだけではなく、塾も子どもに合ったところを探すことがいかに重要かを痛感しました。

 

それだけ成績に変動があると、受験校も変更する必要があったのでしょうか。

 

mama_S_2015045

Sママ

転塾まで伸び悩んでいたので、上位校は夢物語と思っていました。小6の後期になって、これまで考えたことのない学校が候補に浮上してきて、娘のモチベーションを上げることができなかったのが悔やまれます。早いうちに、幅広くいろいろな学校を見学しておけば良かったと思います。

 

mama_H_2015045

Hママ

下の子は、上の子の受験や私学に通う姿を見ていたこともあり、自分からしたいと言い出して始めた中学受験でした。第1志望校にはご縁をいただけませんでしたが、本人がやりたいことをやらせきることができて良かったなと思います。終わってから、娘が「もう1年やってもいいなぁ」と言ったときには、「ストレスなく受験勉強ができたんだな」と思い、安心しました。上の子のときは、私が必死になり、かなりプレッシャーをかけてしまっていたせいか、「中学受験なんて二度としたくない!!」と言っていましたから。

 

mama_A_2015045

Aママ

我が家の子育ては、どうしても上の娘に比重がかかり、下の子は手がかからないこともあってほったらかしにしていたところがあります。それが中学受験で下の子に向き合うようになり、息子もうれしかったのだと思います。
最後の数カ月間は、息子に100%心を配り、できることは全部やろうと思いました。毎日漢字の問題を作り、良い受験番号をとろうと出願にもできるだけ早く行きました。願掛けで好きなお酒も断ち、受験前日にはとんかつを揚げて……、もう「私が息子を中学に入れた」と言い切れるぐらい(笑)。
これからどんどん親離れをしていく息子に、最後に私ができることだと思って、悔いの残らないようにがんばりました。

 

お母さま方は皆さん、中学受験を通して、お子さまと密度の濃い時間を過ごされました。そこでできた親子の絆は大きな宝物になるのではないでしょうか。そして、この関係性は、今後もずっと活かされていくと思います。本当にお疲れさまでした。お子さまの未来に大きな幸せが訪れますように。

 

image_03_2015045

今月の先輩ママ

Nママ

2人のお子さんのママ。上のお子さんは女の子で、私立共学進学校の高校1年生。下のお子さんは男の子で今年受験をしましたが、公立中学に入学予定。ご主人との4人家族で専業主婦。
「結果は公立中学進学となりましたが、中学受験の経験は、息子の今後の人生のために良かったと思っています」

Aママ

2人のお子さんのママ。上のお子さんは私立女子進学校の高校2年生。下のお子さんが今年受験し、私立男子進学校に入学が決定。ご主人との4人家族で専業主婦。
「受験はかなり疲れました。でも、息子のために母としてやれるだけのことはやった達成感でいっぱいです」

Hママ

2人姉妹のママ。上のお子さんは私立女子進学校の高校1年生。下のお子さんが今年受験し、私立女子進学校に入学が決定。ご主人との4人家族で専業主婦。
「姉と同じ学校に決まりました。本人がストレスなく元気に受験できたことが一番!」

Sママ

3人のお子さんのママ。上のお子さんは私立男子進学校の高校2年生、真ん中のお子さんが今年受験をし、私立女子進学校に入学が決定。一番下のお子さんは公立小学校4年生の男の子。ご主人との5人家族で、パート勤務。
「最初のころに比べて偏差値は20近く伸び、適正校より上位の学校に合格できました」