進学通信2014年9月号

今月のテーマ
わが子に合うのは男子校? 女子校? 共学校?
それぞれの特性を知って志望校を選ぼう

最終的な志望校選びの時期に入ってきました。
男子校・女子校・共学校という選択は、中学受験の選択肢の一つです。
ただ、この時期になって迷う保護者も出てきているのでは?
在校生ママ達に、お子さんの学校生活から感じる印象を本音で聞かせていただきました。

【4】毎日の学校生活の中から感覚や考え方にも違いが 子どもに合った環境を選ぶ

男女交際についても気になる年頃ですが、異性に対する意識などは違いがあるでしょうか?

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Fママ

共学校で同じ学校であれば、相手のお子さんの情報もうわさも入ってくるでしょうが、女子校の場合は他校の生徒さんになるわけですから、見えない部分が多くて心配ごとは増えるでしょうね。

 

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Hママ

友達として、休みの日に男女混合グループで遊びにいくことはたまにあります。でも、圧倒的に多いのは、女の子同士のお出かけですね。まだまだそのほうが楽しいらしいです。

 

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Sママ

女性を美化したり、嫌悪していることはありませんが、普段まわりに女子がいないせいか、意識しすぎだと思うことはあります。電車に乗っていて、隣の車両に友達を見つけて移動したいと思っても、その間に女子生徒の集団がいると、そこを通れなくて行けないらしいのです。こんな感じで大丈夫なのかしら?

 

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Hママ

娘は学校でお弁当を食べているときに、男の子のお弁当箱から「これも〜らい!」と言って、おかずを食べちゃうこともあるみたいですが、共学校では普通の風景のようです。

 

毎日の生活の中でそういう感覚の差は出てくるものかもしれませんね。学校の先生は男性、女性どちらが多いですか?

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Sママ

ウチの子の男子校には、女性の先生がほとんどいらっしゃいません。担任は全員男性です。少数の女性の先生も、子育て経験があるようなベテランの方ですね。特に扱いづらい中学1、2年生などは、若い女性の先生では難しいのかもしれません。

 

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Fママ

娘の女子校は、先生は男女半々ぐらいです。以前、英語の先生が全員若いイケメン先生だったとき、生徒の英語の成績が上がったという伝説があるそうですが……。現在は、理科と数学の先生がみんな若くてかっこいい先生なんですよ。

 

女子校ならではの効果でしょうか(笑)。男子・女子・共学校に向いているお子さんのタイプはあると思われますか?

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Hママ

入学してしまえば、子どもは順応すると思います。経験談からどれがいいとはなかなか言えませんが、やはり大切な学校選びの選択肢として、保護者はきちんと考えて、お子さんに合う環境を選ぶべきだと思います。

 

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Fママ

個人的には、「ウチの子は、わが道を行くタイプというか、ちょっと変わったところがあるな」と思う場合は、男子校、女子校を考えられたらいいのではないかと思います。どんな子にも居場所があり、へんなコンプレックスを持たなくてすむ学校が多い気がします。同性の中で自然と自分が見えてくるのではないでしょうか。

 

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Sママ

男子校には、「わが子を世界で一番愛している」というお母さんが多いなと感じます。ご主人がいても、ほかに女子のお子さんがいても、息子は特別な存在で、息子のためなら面倒なこともいとわないという方もいます。男子校の保護者としては、そういう方の気持ちもわかっておつきあいできることが大切になるような気がします。

 

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Fママ

女子校のお母さんは、子どもと自分は別と考えている人が多いように思います。仕事やおしゃれなど、自分自身のことが話題になることも多いですよ。

 

男子校、女子校、共学校の学校生活では、6年間毎日少しずつ育まれていく物の見方や感じ方、行動などに違いが出てくることがわかります。それが学習姿勢などにもつながってくるのでしょう。学校によっても違いはあると思いますが、先輩保護者のお話を、ぜひ志望校選びの参考にしてください。

 

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今月の先輩ママ

Sママ

私立男子進学校の中学3年生のママ。両親は共学校がいいと思ったが、本人が男子校を強く希望。
「将来的に女性と自然に接することができるようになるのか、少し心配……」

Fママ

私立女子進学校の中学3年生のママ。ママ自身の中高時代の経験から娘には女子校がいいと考えた。
「女子だけの穏やかな環境で、勉強に打ち込めるのはいいなと思います」

Hママ

私立大学附属共学校の中学3年生女子のママ。第一志望は女子校だったが、今は共学の良さを実感。
「行事では男女協力する経験ができ、楽しい学校生活を送っています」