進学通信2014年6月号

今月のテーマ
合格座談会2014 家族で乗り切った受験生活 わが子への期待と不安で胸がいっぱい!

私立中学1年生もようやく学校生活に慣れた頃でしょうか。
そんな新入生の受験生活にも、たくさんのドラマがあったはず。
今回は、合格ママ達に「わが家の中学受験生活」を振り返っていただきました。

【1】がんばった夏休み 秋は気のゆるみに注意!

合格おめでとうございます! 長い受験生活だったご家庭もあると思いますが、6年生の1年間を振り返ると、どんなことが一番大変でしたか?

Nmama

Nママ

6年生になったばかりの頃から算数でつまずき始めて心配していましたが、夏休みに復習をしっかりしたので、ここからはどんどん成績が上がっていくものと期待していました。ところが、9月の模試では、見たことのないような成績が返ってきたのです。夏休み前の偏差値から6ポイントも下がってしまい、私は初めて娘に勉強のことで怒りました。

 

原因はわかっていたのですか?

Nmama

Nママ

私はあまり勉強の内容をチェックしないので気づかなかったのですが、娘は机に向かってはいたものの、それは塾と並行して通っていた英語教室の勉強だったことがわかりました。受験勉強としてやらなければならない算数は、内容も難しく、量も多くなって、やりきれなくなっていたのです。それまでは、「11時には寝なさい」と言っていたのですが、それでは時間が足りないことがわかり、「12時過ぎてもいいからその日のミスはその日のうちにやり直しなさい」と言うようになりました。それで、10月頃からようやく成績が少し戻ってきました。

 

お母さんのアドバイスは効果があるのですね。Yさんは2人目のお子さんの受験でしたが、いかがでしたか?

Ymama

Yママ

上の子の経験もあるので、ペース配分には気をつけていたつもりでしたが、なかなかうまくいきませんでした。6年生の夏休みは受験の天王山と言われますから、私も気合が入り、本人も集中して勉強しました。思った以上にがんばった夏休みを終えて、秋からは基礎固めと理社の暗記物を中心にやれば、なんとかいけるかなと計算していたのです。しかし、夏を乗り切った安心感で気のゆるみが出たのと、秋は小学校の行事が多くて、集中力が途切れてしまったようです。そのまま受験期に突入し、受験本番の頃まで、本人に夏休み中のような集中力は見られませんでした。夏の時点では少し余力を残して、「もう少しがんばらないとね」というくらいに仕上げておけばよかったというのが反省点です。

 

Smama

Sママ

ウチもやはり夏休み以降の成績がなかなか伸びず、悩みました。私の対策は、「塾に電話をする」ということでした。私は息子に対して、成績についてはノーコメントを貫きました。成績表などは本人に管理させ、一応私も見ますが、良くても悪くても何も言いません。もちろん悪い時は心の中では動揺しますが、本人の前では平気な顔を装いました。後で塾の先生に電話して、私のつらい気持ちを聞いていただき、「本人に声をかけてやってください」とお願いしました。困ったときは塾にすべてお任せするという方針のおかげで、親子関係は今も良好です。

 

勉強の計画も成績の管理も、すべてご本人に任せていたのですか?

Smama

Sママ

はい。学習計画は塾の先生に相談しながら立てていたと思います。4年生になったころ、塾の先生から「親は一切勉強を見ないでください」と言われたのがきっかけです。「男の子は、反抗期がどう来るかわからないから、全部見てあげていると、自分で計画が立てられない子になってしまいます」と言われたので。それから自分で予定を立てて勉強するようになったのはよかったと思います。ただ、もし私がもっとしっかり勉強を見ていたら、入試結果はまた違ったものになったのかなとは、少し思いますけれど……。

 

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今月の先輩ママ

Yママ

私立男子進学校に通う中3生と、同じ学校にこの春入学した中1生兄弟のママ。ふたりとも小学1年生から通塾開始。
「二度目の受験とはいえ、兄弟でもタイプが全く違うので同じようにはいきません」

Nママ

私立女子進学校に入学した中1生のママ。通塾は小学2年生から。5年生のときに転居して小学校を転校。塾の教室も変わった。
「娘は親が勧める学校とは違う学校を選びました。私は今も少し戸惑っています」

Sママ

私立男子進学校に入学した中1生のママ。小学3年から通塾。親は受験勉強に一切関わらない方針を貫いた。
「塾と本人に任せたおかげで親子関係に亀裂が生じることなく受験は終了しました」