進学通信2014年10月号

今月のテーマ
温かい心と広い視野でお母さんと子どもを支える
お父さんの受験生活サポート
(今回は「Papa's Cafe」です)

毎号ママ達のお話をうかがっていますが、今月は先輩パパ達にお集まりいただきました。
父親の立場で、お子さんの中学受験にどんな思いで、どんな関わり方をされたのかを語り合っていただきます。
これからの受験生活終盤戦は家族の団結が必要な時期です。お子さんやママの努力を見守るやさしさが伝わってきます。

【4】子どもの受験成功のために お父さんもガマンの生活!?

お子さんの受験生活に協力するために、お父様が自身の生活を変えられたことはありましたか?

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Kパパ

子どもの勉強に影響するから、夜遅くまで子どもと一緒にテレビを見ないでくれと妻に言われました。

 

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Nパパ

上の子の受験のときには、歓送迎会などの付き合い以外は、飲み会の出席を控えた時期があります。願掛けではありませんが、受験までの一定期間のことですから、ちょっと自分もお酒を止めてみようと思いまして。あまり関係はなかったですが。

 

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Tパパ

何かを我慢するということまではしませんでしたが、子どもの用事があれば、もちろん優先しました。受験前から週末は少年野球のコーチをしていて子ども中心の生活でしたから、そんなに変わりはありませんでしたね。

 

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Wパパ

僕は子どもと自然の中で遊びたくて、キャンプや野山で駆けまわるような遊びを計画するのが大好きなんです。受験生といっても小学生ですし、息子を連れ回していたら、妻が怒ったんですよ(笑)。「行きたければひとりで行けば」とまで言われて……。小6の夏以降は、中断せざるを得ませんでしたね。かといって、本人がいつも勉強モードになっているというわけでもなかったのですが、それを言うと夫婦ゲンカになってしまうので、我慢しました。

 

奥様と意見が食い違った時は、ご自身が抑えるような感じでしたか?

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Wパパ

仕方がないですよね。無理に連れて行って万一受験に失敗したら、自分が責められると思いました。家族一緒に自然と触れ合うという自分の描いたライフスタイルが、中学受験のために中断したことには寂しさを感じました。

 

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Tパパ

ケース・バイ・ケースだと思います。母親は、どうしても成績のことや塾の対応などに対して一喜一憂しがちです。かなり悩んでいるときには、「なるようにしかならないよ」となだめたり、成績のことでは、「いちいち親がうるさく言うと子どもには逆効果だよ」と言ったりすることもありました。言い合いになることもゼロではありませんでしたね。

 

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Nパパ

上の子の時は頼まれれば気軽に車を出し、妻が悩んでいるときには話を聞くということができていたと思いますが、下の子が受験する少し前に仕事が多忙になり、あまり子どもの受験に関わることができなくなりました。どうしても仕事に左右されるのが、つらいところではありました。そういうお父さんは多いでしょうね。

 

受験生家庭に対してアドバイスがありましたらお願いします。

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Nパパ

下の子は、好きなスポーツに打ち込むために中学受験するという明確な目標がありました。併願校も、偏差値や大学合格実績などではなく、すべてそのスポーツの強さを基準に決めました。そういう目標がある受験は、本人もがんばる気持ちが強いので、私は賛成です。

 

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Tパパ

上の子のときに3校しか願書を出さず、最初の2つが不合格でヒヤヒヤしましたが、3日目の受験で合格しました。今思うのは、苦労して入ったほうが、入学後に子どもはその学校で一生懸命がんばるということです。受験は選抜されるということですからね。息子もしっかり勉強して、希望の大学に現役で合格しました。苦労して入ることは、けっして悪いことではないですよ。

 

お母さん主導になることが多い中学受験ですが、お父さんも心からお子さんを応援し、お母さんを気遣われていた様子がうかがえます。昨日のことのように細かいことまで覚えていらっしゃるのは、お母さん方以上かもしれません。

 

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今月の先輩パパ

Tパパ

私立男子進学校出身で大学3年生の長男と、同じ私立男子進学校高校2年生の次男のパパ。会社員。
「次男の受験では、心配する妻の話を聞くのが自分にできる最大のサポートでした」

Kパパ

私立女子進学校出身の女の子と私立男子進学校出身の男の子、2人とも大学3年生の双子のパパ。2年半前に会社を定年退職。
「共働きのわが家では、夫婦で協力しながら男女の双子の中学受験を支えました」

Nパパ

私立男子進学校出身で大学卒業後就職して2年目の長男と、別の私立男子進学校出身で大学3年生の次男のパパ。会社員。
「兄弟を見ていて、中学受験は一人ひとり違うと感じました。明確な目標がある受験は大賛成」

Wパパ

公立高校出身で、大学3年生の長女と、私立男子進学校出身で大学3年生の長男のパパ。職業はカメラマン。
「子どもとアウトドアで遊ぶのが大好き。中学受験で遊びが一時中断したことが一番寂しかった」