進学通信2014年10月号

今月のテーマ
温かい心と広い視野でお母さんと子どもを支える
お父さんの受験生活サポート
(今回は「Papa's Cafe」です)

毎号ママ達のお話をうかがっていますが、今月は先輩パパ達にお集まりいただきました。
父親の立場で、お子さんの中学受験にどんな思いで、どんな関わり方をされたのかを語り合っていただきます。
これからの受験生活終盤戦は家族の団結が必要な時期です。お子さんやママの努力を見守るやさしさが伝わってきます。

【2】親は教えないほうがいい 勉強は塾に任せて、情報収集

お父さんの応援とは具体的にどんなことでしたか?

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Tパパ

応援すると言っても、父親ができることは限られています。塾のテストが返ってきて、本人が解き直してわからないところがあると私に聞いてくるので、解答を見ながら説明するという程度です。積極的にこちらから勉強を教えるということはありませんでしたが、聞かれたら答えるというパターンですね。

 

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Kパパ

夫婦ともに子どもに勉強を教えることはありませんでした。「塾の先生が言うとおりにやっていればいいよ」と言うぐらいです。志望校選択のための学校研究についても、だいたい妻がやっていました。

 

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Nパパ

ウチは元々上の子のほうが成績は良くて、6年生の最初の頃に受けた模試で、志望校の合格可能性75%という判定が出ていました。ただそれで油断したのか、そこまで私立中学に行きたいという熱意がなかったのか、だんだん勉強がおろそかになり、そのうちほかの子ども達ががんばり出して、順位が下がってきたのです。私が「それで大丈夫か?」とか「勉強したほうがいいんじゃないの?」と言うと机に向かうのですが、目を離すとゲームで遊び出します。塾がない日には友達と遊んでいることも妻から聞いていました。

 

それで、勉強を教えたりされたのですか?

 

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Nパパ

試してみましたが、失敗でしたね。教えるためには私が内容を理解しなければならず、時間がかかります。また、息子も親の言うことは聞きませんし、塾の先生と教え方が違うと混乱します。ですから、勉強は教えるプロに任せたほうがいいなと思い、途中でやめました。次男のときには、教えることをせず、サボっているかなと思うときは、「お前の目標はなんだっけ?」と言うと、「あ、そうだ」という感じで勉強を始めていました。私はそういう役割ですね。
兄弟とも第一志望は同じ学校だったのですが、次男は最初、合格判定が25%でした。しかし、過去問を始めてからどんどん成績が伸びて、結果、志望校に合格。成績の良かった長男のほうが残念ながら合格できませんでした。兄弟を見ていて、中学受験は長期戦ですから、自分は大丈夫だろうと思っている子は、最後に追い上げてくる子に抜かれることもあるのだなと感じましたね。

 

勉強以外のサポートは?

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Nパパ

塾の対応などは全部妻がやりましたが、私は模試や学校訪問の送迎や、塾にお弁当を届けるなど、車を使う〝足〟の部分はよく担当しました(笑)。それから、入試本番の受験スケジュールをしっかり組みました。フローチャートを作るのは、好きなんです。これは父親の出番だとパソコンに向かって張り切りました。

 

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Kパパ

ウチは全部妻が計画を立てて、私はそれに従って動きました。

 

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Tパパ

家庭ごとの分担があるのでしょうね。私はインターネットなどで、学校の情報を調べることを担当。選択肢はいろいろあるよと提示して、最後は子ども自身に決めさせるようにしました。併願校を考えるときも、夫婦それぞれの見方で検討しながら、子どもの意見を聞いて決めていきました。受験の日程は、子どもの体力も考慮して考えることが大切ですね。

 

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Kパパ

確かに大変です。ウチは1月受験もしましたし、2月は午後受験もしました。妻の指示通り、午前の入試が終わってからタクシーを飛ばして行きましたね。

 

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今月の先輩パパ

Tパパ

私立男子進学校出身で大学3年生の長男と、同じ私立男子進学校高校2年生の次男のパパ。会社員。
「次男の受験では、心配する妻の話を聞くのが自分にできる最大のサポートでした」

Kパパ

私立女子進学校出身の女の子と私立男子進学校出身の男の子、2人とも大学3年生の双子のパパ。2年半前に会社を定年退職。
「共働きのわが家では、夫婦で協力しながら男女の双子の中学受験を支えました」

Nパパ

私立男子進学校出身で大学卒業後就職して2年目の長男と、別の私立男子進学校出身で大学3年生の次男のパパ。会社員。
「兄弟を見ていて、中学受験は一人ひとり違うと感じました。明確な目標がある受験は大賛成」

Wパパ

公立高校出身で、大学3年生の長女と、私立男子進学校出身で大学3年生の長男のパパ。職業はカメラマン。
「子どもとアウトドアで遊ぶのが大好き。中学受験で遊びが一時中断したことが一番寂しかった」